不思議な見習い【刀剣乱舞】 (ページ33)

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出逢い３２ページ33

燭台切side
僕は雅裕琉さんに頼まれた布団一組を持って離れに来て声を掛けようとした時、宗近さんが話している声が聞こえて来て、申し訳無いけど立ち聞きみたいな形で静かに布団を置いて話を聞いた。

燭台切)
雅裕琉さん…和泉守くんと恋仲だったんだ…

で、宗近さんが二人を守ったって事にも驚いたけど雅裕琉さんが相当な霊力の持ち主だったって事にも驚いたよ。多分僕の主は知らないだろうね。だからこそ、宗近さんの顕現が出来たのも頷ける。僕は…布団を持って静かに離れの渡り廊下迄下がって

燭台切光)
雅裕琉さん！布団の用意が出来たよ！

雅裕琉)
あっ、ありがとうございました。すみません、こんな事で頼んでしまって。

燭台切)
大丈夫だよ。何時でも、言ってくれて良いからね♪

雅裕琉)
すみません、ありがとうございます。

燭台切)
それじゃ、おやすみ。

雅裕琉)
おやすみなさい、また明日です。

僕は、にっこり笑って離れを出てきた。珍しく昂って来たよ。えっ、何にって？雅裕琉さんの霊力にさ。布団手渡した時に布団を伝って来る霊力の暖かさと大きさに。あっ、だからって主を裏切る気持ちなんて全く無いよ？また触れ合いたいなぁ～って程度。さぁて、僕も寝よう。

燭台切side終わり

雅裕琉)
布団も来た事ですし、寝る支度しましょうか。

和泉守)
じゃ、その布団もらうぜ？

雅裕琉)
よろしくお願いします。

ワタシは兼さんに布団を手渡してワタシも自分の寝床の支度をしました。

雅裕琉)
それでは…兼さん、宗近さん。おやすみなさい。

和泉守)
あぁ、おやすみ。

宗近)
主や、おやすみ。

ワタシは二振りを見送り自分の寝床に入り、やがて眠りに落ちました。