これですか？これは洋剣(相棒)ですが……何か？ ページ46
リィナ)
全うって(苦笑)
クルーウェル)
お前と出逢って授業も出るようになったし。
リィナ)
レオナさんは凄い実力の持ち主なのに…勿体無いって。でも無理矢理させるのは違うと思ってました。レオナさんが自分から、その気にならなければ…意味を成しませんから。
クルーウェル)
本当に駄犬には勿体無い。そんな事なら、あの日職員室に連れてくるんだったな。
リィナ)
ありがとうございます♪でも、私もレオナさんには同じ匂いを感じていました。なのでサバナクロー寮一択でしたね。
クルーウェル)
お前達は、本当に理想だ。
リィナ)
えっ？？
クルーウェル)
支え支えられ。それをどちらも盾にせずに互いに尊重し合い……
リィナ)
そうなんですかね…レオナさんに臆せずに接した結果です？
クルーウェル)
其処は疑問なのか？
リィナ)
はい…(苦笑)私が４年生になったら、レオナさんと結婚するんです。
クルーウェル)
そうか。
リィナ)
ファレナ様も望んで下さっていて。あっ！だからと言ってファレナ様に言われたからレオナさんが決めた訳ではありませんよ？実は…私が１年生の終わりの頃には、お互いにビジョンを抱いていましたので…それが漸く叶うんです。
クルーウェル)
本当に惜しいな。
リィナ)
クルーウェル先生、この学園生活の間…色々ご尽力して頂いて感謝しています。ありがとうございました。
クルーウェル)
お前の様な生徒は、この学園では珍しい。たまには学園にも遊びに来るといい。
リィナ)
はい！先生方に逢いに来ますね♪
私は職員室の相談室を出て…あれからサバナクロー寮から部屋を移動していた、職員室の奥の部屋に戻ってきた。(あっ、この対応は、婚前の身でサバナクロー寮には置いとけないとファレナ様が先生方に相談してきていたので、こう言う事になったのです。私はサバナクロー寮でも良かったのですが……)
ー数年後ー
リィナ)
レオナ〜お迎えが来てるわ？
レオナ)
もう来やがったのか……チッ……
リィナ)
ふふっ♪もう〜…相変わらずね？
レオナ)
行ってくる。(チュッ)
リィナ)
レオナ！！///
レオナ)
良い顔だ。
リィナ)
もう！！
侍女)
ふふっ♪リィナ様？そうは言っても、嬉しそうですが？
リィナ)
嬉しいのは当たり前でしよ？愛しい旦那様ですもの♪
侍女)
はい、ごちそうさまです♪
私はNRC卒業後レオナと結婚し彼を支えながら大切にされて宮殿の中で執務をこなす生活をしています。今、とても幸せです。
ーFINー
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作者名：iceblast5 | 作成日時：2018年8月12日 21時
