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青い監獄 ページ5

会場とやらに着き、私にさっき渡した紙読んでろとだけ言って絵心さんはマイク持ってさっさと中に入っていった


そしてアンリさんもバインダーとペンだけ持って絵心さんの後に会場へ入っていった



…孤独





「…取りあえず読むか」





つってもなぁ…洗濯とか家事全般は私がやってるし、テーピングは龍聖(ヤンチャ小僧)のやってたから多分整形外科開けるレベルにはなってる

嘘。それは流石に嘘



でもまあ結局見るのはスポドリの作り方だけなんよな


んで読み終わりましたと
スポドリ簡単に作れますと





「…暇!会場行こ!」





来るなとは言われてない読んでろと言われただけだ


そう念じながら会場の扉を開けようとすると、重々しい音を立てて自動で開いた
あれ自動ドア??





「そんなイカれた人間(エゴイスト)だけ、この先へ進め」





いや気まず

ドアの前には絵心さんがいて、その先には何人かも分からないほどの人がいた
まだバレてないまだバレてない




会場は緊張の二文字がよく似合い、何よりさっきとは打って変わった絵心さんの雰囲気はちょっと私には無理だったのでバレてないのをいいことに急いでドアの裏に隠れた




そーして様子を窺おうとし、中を覗こうと顔を出した
すると急に男の子が飛び出して来た


あっぶねえな!私が避けてなかったら顔面ブチ当たってたぞ!



そう今にも叫び出しそうな私に気付かずただひたすらに前へ走り続ける男の子
に続いて会場から雪崩れ込むように人が出て来た


え何々怖い



訳分かんなくてその場で固まってると絵心さんに見つかった


何言われるか分かったモンじゃないので、私は会場に滑り込んですげー何だここー!とバカみたいに騒ぎ立てた



絵心さんはそんな私をフル無視して話し出す





「…300名全員参加っと…」


「…これでもう後戻りはできない。これから私はあなたの言うとおりに動きますので、日本サッカーとあの300人の未来、よろしくお願いします。絵心さん」


「…多分、299人の人生はグチャグチャになる…そして1人のストライカー(エゴイスト)が誕生する。それが“青い監獄(ブルーロック)”だ」


「……はい…」


「始めようか、アンリちゃん。そして神谷…世界で一番フットボールの熱い場所を」





…二つ程申し上げてもよろしいでしょうか?




一つ、絵心さんにさっきのタイミングで名前呼ばれたのがもう何か……スゴい


二つ……300人も居たの????

雑用→←体力テスト王者



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白黒(プロフ) - 光栄です…!!更新頑張ります!! (2023年1月4日 16時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
ZERO(プロフ) - 最っ高です……続き待ってます🙏 (2022年12月31日 0時) (レス) @page7 id: 9cf90e2809 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白黒 | 作成日時:2022年11月21日 22時

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