【HiGH&LOW】空手うぉーまん (ページ18)

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「…良い奴だな」ページ18

ヤマト「そういやA、これ」

そう言ってヤマトさんに渡されたのは

『私のスクバ！！！！』

だったのですぐさまスクバに飛び付き、勢い余って壁に衝突するところだった
のをヤマトさんが抱きとめてくれた

…ホールドって言った方がいいか？

『あざす。…何で私のスクバがITOKANにあるんすか？』

コブラ「村山に貰った」

『何やってんの村山さぁん…』

ヤマト「おまっ！お前！鬼邪高の村山と知り合いなのか！？」

ダン「大丈夫なんか！？」

テッツ「何もされてないか！？」

「！？」が大渋滞してんだけど

そんな心配する？

『大丈夫っすけど…。むしろいい人？でしたよ(？)』

ナオミ「疑問系…」

『てか何でコブラさんに渡したんすか？』

コブラ「知らねぇ。渡されて、捨てるのもどうかと思って持ってきた」

『えぇ…』

コブラ「とりあえず行くぞ」

『……おーす』

そーゆーノリで外に出てコブラさんの後に付いていって、バイクに跨が…ろうとした

あれ、これニケツ出来なくね？？

コブラ「俺のバイクはニケツできねぇぞ」

『……どうやって乗れと？』

コブラ「掴まってろ」

『アバウト…』

でもそれ以外に方法ないんで、バイクに跨がってコブラさんの腹に腕を回した

別に「密着してる…ｷｭﾝ」みたいなヤツじゃないから

これでもかって程ガチガチに力込めてるから
多分コブラさん相当キツいと思う

…いや腹筋すげぇし大丈夫か

──

道案内しながら走って数分、爽快な気分で家についた

コブラ「ここで合ってるか？」

『はい。ありがとうございます』

コブラ「…またな」

『うす！』

…次から次へと予約入れるの何なんだろ

そしてタケシさんの時と同様、私が家に入るまで待っててくれたコブラさん

SWORDの金髪さんって優男しかいないの？？

『ただいまーっす』

今日はあんまり遅くなかったから突進されなかった

それから飯食った後、久し振りに“定位置”に行った

『あんたらに会ってみたいっていう人いたよ』

何があったかぐらい教えてくれともいいじゃないすか