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……ドキドキさせるって言っても何をすればいいのかわからない。
シルクは飲み物買いに行くって言うし、
そんな気遣いにもドキドキしちゃうし。
浜辺のベンチなんて、恋人みたい。
ついついにやけてしまう口を押さえる。
『 何をニヤニヤしてんの(笑) 』
「 あつ、 」
頬には大好きなホットココア。
「 あっ、ココア。ありがとう！！ 」
『 いーえ(笑) 』
ベンチに並んで海を眺める。
二人でいる時間がたまらなく愛しくなって、鼓動が速まる。シルクに聞こえてしまうんじゃないかってぐらい。
「 二人きりなんて久しぶりだね 」
『 デート、だな(笑) 』
…シルクの方がおかしいじゃない。
そういうことばっかり。
「 本当にそうならいいけどね、 」
聞こえないように呟いた。
そっとシルクを見ると、
長い睫毛に、整った横顔。
近くにいるのに触れない距離が、もどかしい。
＿＿＿＿＿『 あー、さみぃ！ 』
急に言い出すからびっくりしてると、
私の手を掴んで自分のぽっけに入れた。
「 えっ、 」
冷たい手がシルクのぽっけの中で、お互いに熱を帯びていく。
なんで！！！！
もう私の顔は真っ赤。
そんな私を見て、シルクは笑うの。
『 かわい(笑) 』
＿＿＿＿＿ばか、期待しちゃうじゃない。
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バニレ - あ、もう幸せです////最高の作品でした！ (2019年8月14日 18時) (
レス) id: a982cf7980 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリF - 最高でした！すごくドキドキしました (2018年4月4日 9時) (レス) id: 98b00a612e (このIDを非表示/違反報告)
なは(プロフ) - シュウビィドーラさん» ありがとうございます！！ (2018年2月21日 13時) (レス) id: e0a47b47da (このIDを非表示/違反報告)
シュウビィドーラ - とっても面白いしドキドキしました (2018年1月29日 22時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
なは(プロフ) - もっちー@ウオタミさん» ありがとうございます(；；) (2018年1月14日 9時) (レス) id: e0a47b47da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：私 | 作成日時：2017年1月24日 19時
