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「ほんと来るなら言ってくれたら、
もう少し買って来たのにー！！」
大橋「それはごめんて！」
「いいけどさー、最近弁当作るようにしてるから、
冷蔵庫空っぽって訳でもないし…」
大橋「作ってんの！？えらいなあ」
「ほんとここ2日3日よ…」
大橋「へーそうなんや」
「和くん何食べるう？」
大橋「なんでもええよ！てか俺作ろか？」
「まじ？？」
大橋「まじまじ！俺作っとくから、先シャワー浴びてきい？」
「ほんとありがとう！！出たら手伝う！」
大橋「ほーい！いってらっしゃーいー！」
「いってきまーす」
和くんの言葉に甘えて、シャワーを先に浴びさせてもらった
やっぱり部屋着って緩くて楽で落ち着く〜
そう思って、洗面台を後にすれば、
もう既にいい匂いが
大橋「おかえりい」
「ただいまあ！ねえ！めちゃくちゃいいにおい！」
大橋「せやろ！？」
「和くん料理まで上手なのポイント高すぎない！？
彼女いないのがほんと信じられない……
将来有望ないい旦那さんじゃん……」
急に和くんとの会話が途切れたから、不安になって顔上げれば、どこか苦しそうな顔をしている和くん。
「和くん…どうしたの…？」
大橋「…ここ。どうしたん？」
「…え？、どこ？」
和くんが指さしているところは首筋で、
私からは見えないところ、
「え？なに、なんか出来てる…？」
大橋「…」
「和くん…？」
大橋「ちょっと黙って」
和くんの見た事のない表情と
聞いた事のない声のトーンに
私は固まることしか出来なかった
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作者名：m | 作成日時：2021年1月16日 3時
