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触れた唇 ページ16

真夜中の京

薄暗い夜道、左之さんと二人。

羅刹を斬って屯所に戻るところ。

原田「漣、よくやってるぜ。」

A「よかった。」

原田「二人あんま話さねーんだな。」

A「年が離れてるから。」

原田「Aと漣似てるよな。」

左之さんが足を止めて私を見つめる。

A「見過ぎです。」

原田「減るもんじゃねーし、いいだろ。」

A「何かが減りそう。」

左之さんの色気を帯びた眼差しから目をそらした。

原田「なあ、Aは団子、好きじゃねーよな?」

A「好き。」

原田「俺には団子を見る目が切ない気がしてならねぇ。」

A「ああ、お団子を見ると思い出すことがあって。」

左之さんって観察力すごい。

原田「でも、団子が好きだと思ってる土方さんはAのために用意した。」

A「千鶴のためじゃなくて?」

原田「俺はAのためだと思う。」

土方さんが私のために上新粉を…。

A「そう?」

原田「俺の目に狂いはねぇ。こと恋愛に関してはな。」

A「今の話しのどこに恋愛の要素が?」

原田「俺がAを見てるってことだ。」

左之さんが、私を見てる?

A「左之さん…っ…//」

ふいに左之さんの唇が私の唇に軽く触れた。

原田「この間のがまずかったかもな。」

この間…というと深い口付け…//

原田「Aしか目に入らねぇんだ。」

ぐいっと腕を引かれ抱きしめられた。

原田「困らせるつもりはねぇから。」

左之さんが耳元でささやく。

もう困ってる…//

血と新撰組→←お月見団子



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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん25さん» ごめんね!!大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マヨ | 作成日時:2014年4月7日 18時

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