【薄桜鬼】新選組の鬼姫

土方さんの忠告 ページ5

土方さんの部屋

土方さんを手伝っている。

A「女人禁制なのに、土方さんも大変ですね。」

土方「それをAが言うか？」

A「すみません。でも…私の男装は完璧ですよね。」

雪村さんのは…男装か疑問。

土方「それは言えてんな。でもあれだ、人肌が恋しいとかはあんま言うもんじゃねぇぞ。」

A「面白くなかったですよね。」

恥ずかしかった。

土方「そうじゃねぇよ。お前は女だってこと忘れんな。」

ふと気が付く。

A「土方さん…やらしい意味にとりました？」

意外にむっつり。

土方さんは目を見開く。

土方「あんな言い方したら誰だって思うだろ。」

A「土方さんだけだと思いますけど。皆私をそんな風に見てません。」

土方「馬鹿か。俺だけじゃねぇよ。」

A「そうですか。以後気をつけます。」

聞き流しとこ。

土方「可愛くねぇよな、本当。」

A「可愛かったらここにいません。」

土方さんが私を見つめる。

土方「前言撤回。Aは可愛い。」

頭でも打ったのかな、土方さん。

A「ほめて特殊な任務でもさせるつもりですか？」

土方「特殊な任務なんてねぇよ。」

土方さんは真顔。

A「私、可愛いなんて言われたの…初めてです…//」

顔が熱くてたまらない。

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