彼女になれたら (ページ5)

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それから1週間後、また西畑さんとシフトが被った

その日は15連勤中だった私は周りからも心配されるほど疲れていた。

社員「佐々木ちゃん疲れてるでしょ、無理しないようにね」

「大丈夫ですよ〜！ありがとうございます！」

心配させたくなかったので明るく振舞っていた

それからしばらくしてお客さんに料理を運んでいるときだった

急に左手に力が入らなくなってお客さんの服にソースをこぼしてしまった

「申し訳ございません！」

近くで見ていた社員がすぐに駆けつけた

社員「あとはこっちでなんとかするから、戻って」

「はい、すみませんでした」

客席から離れた瞬間に過呼吸になって涙がとまらなかった

自分のせいでいつも良くしてくれてる人に迷惑をかけてしまった

その事実が苦しくて息ができなかった

西畑「佐々木さん、大丈夫？休憩室で少し休みな」

後ろから西畑さんが声をかけてくれた

そのまま私は休憩室へ行って落ち着くまで居ることにした

しばらくして落ち着いたこで戻ることにした

「本当にすみません、対応ありがとうございます」

対応してくれた社員さんに謝っていると

西畑「おれもめっちゃこぼしたことあるで(笑)」

西畑さんが声をかけてくれた

西畑「誰でも通る道やからそんな落ち込まんでええ！失敗した人だけができる成長もありますから！」

その言葉でまた泣いてしまった私が落ち着くまでずっとそばに居てくれた