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【03】 ページ3
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母「どうしたの？A……。こんなに買ってきて？」
A「ほらっ！バレンタインだからっ！！チョコでも作ってみようかな〜〜〜……つって？」
買ってきたチョコレートたちを持って帰ると
早速、お母さんに突っ込まれて
そっとしておいて欲しいのに
興味津々な目を向けてくるから
親って面倒くさいって思っちゃうんだよ
母「へ〜〜〜？好きな男の子にでもあげるんだ？」
A「ちちちがうからっ！！友チョコっ！！お友達同士で交換すんのっ！！」
母「あら……そうなの？てっきりまぁくんにでもあげるのかと思った。」
A「ななななんでっ！？なんで雅紀っ！？」
母「だってほら、最近よく朝迎えに来てるみたいだし？」
A「それはっ！！」
母「仲良くしてるみたいだから？」
A「ガッコが一緒だからっ！！自転車の後ろに乗っけてもらってるだけでっ！」
母「へ〜〜〜？そう？」
何かを勘ぐるようなお母さんの言葉に
つい、動揺しちゃって
A「麻衣ちゃんにあげるって約束しちゃったの！」
母「ふ〜〜〜ん？まぁいいけど？」
むふふんと笑って、夕飯の支度を始めた
お母さんはちょっと気づいてそうだけど
まさか雅紀と＜ピーーーー＞です
……なんて
ぜったい言えないっ！！！
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作者名：四葉（よつば）
作成日時：2013年2月4日 22時
