今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:99,853 hit
小｜中｜大
【01】初チョコレート ページ1
.
.
2月に入る頃
世間はバレンタイン一色に盛り上がっていて
街を歩けば
チョコレートや、それに添えるプレゼントなんかの商品が
あちこちの店に並び始める
麻衣「Aちゃんは相葉くんにあげるんでしょ？手作りしないの？」
A「えっ！？……うん。」
チョコレートのラッピングコーナーで
キラキラのリボンを手にした麻衣ちゃんに聞かれた
手作りするんだ……って張り切ってる麻衣ちゃんだけど
私はというと……
麻衣「浮かない返事だね？バレンタインなんて年に一回しかないイベントなんだよ？」
A「うん……。」
お菓子作りの得意な麻衣ちゃんは
櫻井くんにあげるんだって
嬉しそうにしてるけど
私はお菓子作りどころか、料理さえろくに出来ないから
手作りしちゃう麻衣ちゃんに
ほんのちょっとジェラシーを感じてたりして
麻衣「付き合ってくれてありがと！可愛いラッピング見つかってよかったーーー！」
A「うん、よかったね！」
麻衣「じゃあね、Aちゃん！」
A「バイバイ、麻衣ちゃん。」
スキップでもしそうな麻衣ちゃんの後ろ姿を見送って
家路に足を向ける
けど
歩き出したその足を止めて
今出たばかりのお店にもう一度一人で入った
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 218人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：四葉（よつば）
作成日時：2013年2月4日 22時
