No.47 ページ47
隼side
キッチンに立ってから数十分
結局、龍友くんにも連絡をして、教えてもらった。
我ながら上出来だと思う。
隼「出来た！」
お粥を悠くんの元まで持っていく。
隼「悠くん、起きれる？」
『ん…』
ゆっくりと起こしてあげて、座らせる。
お粥をレンゲですくって、フーフーと冷ましてあげて悠くんの口元まで持っていく。
『自分で食えるよ。』
隼「いいから！食べて！」
言われた通りにパクっと一口食べる。
『ん、おいしい。』
隼「よかったー！」
半分くらい食べさせてあげて、もう食べれないって言うから、水と処方された薬を出す。
隼「じゃあ、薬飲んで！」
『うん…』
薬を飲んで横になる悠くん。
『色々ありがと。』
隼「どういたしまして！」
『そういえばさ…話、あったんじゃないの？』
隼「あぁ…うん。」
さっきの事を言ってもいいものなのか。
それとも気づいてないフリをして、このまま過ごした方がいいのか。
隼「悠くんさ、男の人を好きになった事ある？」
色々考えた結果、変な質問をしてしまった。
『なんだそれ。無いよ。笑』
そう言って笑う悠くん。
隼「僕さ、好きになっちゃったかもしれない。」
『男を？』
隼「うん…」
『メンバー？』
隼「うん…」
『いいんじゃない？恋愛はそれぞれでしょ。俺も応援するし。』
隼「その人が…女だったらさ…普通に好きって言っていいのかな。」
『…そんな事あるの？』
しばらくの無言。
僕もなんて言っていいのかわからない。
沈黙が続いて、発した言葉は
隼「僕…悠くんが好き…」
その時には悠くんは寝息を立てて眠っていた。
.
コメントをいただいたので、少し多めに更新しました！
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まあ(プロフ) - 片ノ瀬乃於さん» コメントありがとうございます！頑張って更新しますので、楽しみにしていてください(^^) (2019年4月5日 20時) (
レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
片ノ瀬乃於(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！続きとっても楽しみです。頑張ってください！ (2019年4月5日 19時) (レス) id: 7c0d27effe (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - kulさん» 好きと言ってもらえて嬉しいです(^^)コメントもらえて、やる気が出ました！ありがとうございます(^^) (2018年12月3日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
kul(プロフ) - すごく好き、で何回も読み返しちゃいます！これからも応援してます！ (2018年12月3日 21時) (レス) id: 6f2e676eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2018年11月5日 1時
