No.33 ページ33
走ってカラオケに向かい、店員さんに名前を告げて部屋を教えてもらった。
ガチャ
『涼太!?』
涼「…グス」
鼻をすすりながら、涙を流す涼太。
『大丈夫か?』
首を横に振る。
『今日は俺がいるから。いっぱい泣いていいよ。』
涼「悠くん…僕…すっごい好きだったのに…」
私の言葉に安心したのか、泣きながら話し始める。
涼「凄い大切にしてたのに…寂しかったから…新しい人を見つけたって…その人と付き合いたいからって…」
『そっか…涼太も一緒だったのにな…その彼女と同じくらい寂しくて…でも幸せにさせる為に頑張ってきたんだもんな。』
涼「うん…うん…」
何度も頷いて涙を流す涼太を抱きしめる。
『俺はわかるよ。涼太の頑張りも、涼太がどれだけ彼女の事を大切にしてたかも。今どれだけ辛いかもわかる。だから、涼太が大丈夫になるまで俺が側にいてあげるから。寂しいと思ったら呼んでくれれば飛んでいく。』
その言葉を聞いて、声を出して、泣き始めた。
それから私は涼太が泣き止むまで、何も言わずに抱きしめたままだった。
涼「悠くん。歌って。」
『いいよ。何歌ってほしい?』
涼「…涙。」
『わかった。』
一番最初の君の涙は
僕が君に好きだと告げた日
一番最後の君の涙はさよなら、ごめんね
そう言いながら
今溢れた。
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デビューから曲までめちゃくちゃになっていますが、ご了承ください。
これからも順序など、めちゃくちゃなところが出てくると思いますが、お許しください!!!
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まあ(プロフ) - 片ノ瀬乃於さん» コメントありがとうございます!頑張って更新しますので、楽しみにしていてください(^^) (2019年4月5日 20時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
片ノ瀬乃於(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!続きとっても楽しみです。頑張ってください! (2019年4月5日 19時) (レス) id: 7c0d27effe (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - kulさん» 好きと言ってもらえて嬉しいです(^^)コメントもらえて、やる気が出ました!ありがとうございます(^^) (2018年12月3日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
kul(プロフ) - すごく好き、で何回も読み返しちゃいます!これからも応援してます! (2018年12月3日 21時) (レス) id: 6f2e676eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2018年11月5日 1時