No.35 ページ35
涼太side
玲於と遊ぶって言ってた悠くん。
彼女とご飯を食べて、彼女とカラオケに行こうってなって、僕はいつも通り彼女と会えるのが嬉しくて。
でも、いつもと様子が違う事にも気づいてた。
でも気づかないフリしちゃって。
何歌おうかーなんて呑気に話す僕。
そしたら、
涼彼「涼太って…私の事何もわかってないんだね…。私、ずっと寂しかった。会いたくても言えなかった…。寂しい時、ずっと話を聞いてくれた人がね…俺と付き合えば幸せになれるって…。その時私…私って幸せじゃないんだって思ったの。もう涼太とは別れたい。ごめんなさい。」
そう言って部屋から出て行った。
追いかけたかったけど、
追いかけれなかった。
彼女の言ってる事は間違っていなくて。
何となく気づいてたのに、気づかないフリをしていた。
寂しいってわかってたのに、理解してくれていると思ってた。
彼女が出て行った1人の部屋がすごく孤独で
あぁ、僕ってバカだなって今更後悔して泣いて
気づいたら悠くんに電話を掛けていた。
『もしもし』
電話から聞こえてくる悠くんの声が優しくて
また涙が溢れて
『もしもーし。間違いかな』
玲「え、間違い?」
まだ玲於といたんだ。玲於にも泣いてる事バレたんだろうな。
かろうじて出た言葉に何かを察したのか、一度電話を切られた。
そして再び掛かってきた電話。
場所を聞かれて今の場所を告げると、どれくらい時間が経っていたのかはわからないけど、少し息を切らして部屋に入ってきた。
.
489人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まあ(プロフ) - 片ノ瀬乃於さん» コメントありがとうございます!頑張って更新しますので、楽しみにしていてください(^^) (2019年4月5日 20時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
片ノ瀬乃於(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!続きとっても楽しみです。頑張ってください! (2019年4月5日 19時) (レス) id: 7c0d27effe (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - kulさん» 好きと言ってもらえて嬉しいです(^^)コメントもらえて、やる気が出ました!ありがとうございます(^^) (2018年12月3日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
kul(プロフ) - すごく好き、で何回も読み返しちゃいます!これからも応援してます! (2018年12月3日 21時) (レス) id: 6f2e676eb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2018年11月5日 1時