ホームレスを拾いました3

No.107 ページ7

Aside



玲於の顔を見れば痩せた事くらいわかる。



みんなに作ってもらったから食べてるのも嘘だってわかってた。



みんなが私に教えてくれたから。



きっと玲於は私に心配をかけないように、嘘をついてくれたんだと思う。



『玲於、カレー出来たよ！』


「やったぁ！」


『カレー食べる人ー！』


みんなにも聞いてみたら、全員が手を挙げた。


メ「玲於がいつもAちゃんのカレーは美味しいって言ってたから食べてみたい！」


『そうなの？』


玲於に聞くと、うん！と満面の笑みで言われた。




みんなにカレーをついで、みんなに持って行く。




裕「それにさー、これ見て。」


『え？何？』


裕太くんが見せてくれたのは雑誌だった。


裕太くんが、指差した場所を見ると


好きな食べ物
カレーライス。今までに食べた事ないくらい美味しいカレーライスを食べて、それから大好物です。


涼「あー、それね！すぐAちゃんの作ったカレーだなって思ったよ。笑」


龍「そんなん書いてたら食べたくなるやろー！笑」


『何か、嬉しい！』


みんなが食べ始めると、うま！とかおいしいの声が聞こえてきて、本当に嬉しい。


隼「味もお肉もめっちゃおいしい！お肉柔らかい！」



『そう言ってもらえてよかった！笑』


私も自分で取った料理を食べて、


みんなが幸せそうにご飯食べてる姿を見て、





ここに戻れてよかったって思ったんだ









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