No.133 ページ33
玲於side
意外とスムーズに収録も進んで、無事に終えることが出来た。
「はぁ…緊張する」
『あの…大丈夫?』
「うん、」
隼「え、なになに?」
『これから私の実家に行く事になってて…』
龍「え、なんやそれ。俺も行くわ!」
「は?」
亜「いいじゃん、行こう!いい?」
『えっと…私はいいけど…』
俺が良くない。
せっかくのAの両親に挨拶出来るチャンスにメンバーが来るとか、挨拶どころじゃなくなる。
涼「玲於、僕たち途中で帰るから、お願い!」
「はぁ…。わかりましたよ…」
結局俺が折れてしまった。
『ただいまー。』
母「おかえりなさい。みなさんも初めまして。どうぞ上がってください!」
亜「急にすいません、これ、よかったら召し上がってください。」
さっきみんなで選んだAの両親への手土産。
母「わざわざありがとうございます。」
あぁ、Aの笑った顔はきっとお母さんに似たんだろうな。なんて呑気な事を考えて、みんなで上がらせてもらった。
リビングに行くと、Aのお父さんが座ってて、自然と背筋が伸びる。
亜「お邪魔します。大勢で押しかけてしまってすいません。」
みんなでお辞儀をすると優しい笑顔を見せてくれて
父「いや、大丈夫だよ!賑やかでいいじゃないか。」
そう言ってくれるお父さんも、やっぱり何となくAに似ている。
きっとあの優しい性格は、この両親だからなんだろうな…
『みんな、適当に座って!』
そのAの言葉に、俺たちはテーブルを囲んで座った。
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まあ(プロフ) - りなさん» その後も書ければなーと思ってます!!楽しみにしていてください!! (2018年12月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - Karenさん» ありがとうございます!他の小説も見ていただければと思います!! (2018年12月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
Karen - とっても面白かったです!これからも投稿頑張ってください! (2018年12月15日 21時) (レス) id: 585bc05569 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 2人が幸せそうでよかったです!子供とか出来たら親バカになりそうですよね(笑)また気が向いた時でいーので、見てみたいです(^^)完結お疲れ様でした!! (2018年11月9日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - りなさん» りなさん、無事に完結しました!今まで読んでくださって、ありがとうございます!! (2018年11月9日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2018年9月21日 19時