ホームレスを拾いました2

No.59 ページ9

玲於side


龍友くんに、


龍「今日はAちゃんの誕生日やもんなー！ホテル行ったらチューとか、あんな事やこんな事するんやろ？ええなー。笑」



とニヤニヤしながら言われた事を思い出す。



でも、俺…した事ないし…


「A？あの…さ」


『…なに？』


「いや、なんでもない！笑」


『変な玲於！笑』



こういうのってどう切り出していいのかわからない。


でも、Aの笑った顔が見れるなら、それでいいかな。


『玲於…今日は本当にありがとう。この指輪も大切にするね！』


「うん！」


『玲於…私、もう一つ欲しいプレゼントあるんだけど…』


「あげれるかわかんないけど…何？」


『あの…玲於と…その…キス…したい。』


「…」



Aに言わせるなんて、最低だな、俺。


「…していいの？」


『してほしい。』


「うん…」





目を閉じて待っているAに触れるだけのキスをした。



『照れる/////』


「俺も////」






2人して顔を赤くして、2度目のキスをした。






「はぁー…やばい…」


『私もやばい。』


「何が？」


『恥ずかしくて。』


「俺はそうじゃない…」


『なに？』


「我慢出来ない…」


こんなにも触れたいと思うのは今までもこれからもAだけ。



Aもそうであってほしい。



『玲於…好き。大好き。』



そう言ったAは可愛くて。



「俺も大好きだよ。」


ギュッと抱きしめて、再びキスをした。








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