No.93 ページ43
亜嵐side
今日は俺が隼の家に泊まる。
正直、俺がAちゃんを戻せるとは思っていない。
役立たずなリーダーだなって自分でも思う。
亜「おじゃまします…」
久々に見るAちゃんの顔はすごくやつれていた。
亜「Aちゃん…」
これがあのAちゃんだなんて…
隼「すいません、僕シャワー行ってきます、Aちゃんお願いします。」
そう言って、部屋から隼がいなくなった。
亜「Aちゃん…早く戻ってきて…」
『……』
亜「…知ってるかわからないけどさ…俺、Aちゃんの事好きだったんだよ。言うつもり無かったけど…。俺は玲於とAちゃんの幸せそうな顔見て、あー、俺の入る隙無いなって思ったんだ。」
『亜嵐くんが…私を…好き?』
亜「そう。いつもニコニコしてて、綺麗で…可愛くて…。いっつも玲於ずるいなーって思ってた。」
『……』
亜「でもさ、なんていうか、やっぱり俺はAちゃんも好きだし、玲於の事も好きだし。2人の笑顔が近くで見れるならいいかなって、諦めた。」
『私も…玲於も…笑顔…』
亜「うん。…でも、俺が好きだった笑顔が今は見れない…。どうしてだと思う?」
『…わかん…ない…』
亜「玲於の側にAちゃんの笑顔が無いから…。Aちゃんの側に玲於の笑顔が無いからだよ…」
『笑顔…』
亜「俺はAちゃんの笑顔が見たい。玲於も隼も龍友くんも裕太くんも涼太くんもメンさんも。みんなAちゃんの笑顔を待ってる。…ねぇ、顔を見せて?」
そう言うと、Aちゃんは涙目でこっちを向いた。
.
408人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゃら(プロフ) - 北海道に住まわれてらっしゃるのですね( ; ; )辛い状況な中なのにも関わらず更新して下さって、、嬉しいです!3も楽しみにしてます!! (2018年9月21日 0時) (レス) id: 689ff0d5f6 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» もうすぐ3にいきますので、3でもよろしくお願いします! (2018年9月18日 12時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - まりのさん» ありがとうございます!頑張って更新していきます!いつもコメントありがとうございます(^^) (2018年9月18日 12時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
まりの(プロフ) - ストーリーの展開がとてもいいです!更新が楽しみで仕方ありません! (2018年9月13日 18時) (レス) id: eb4611f2fe (このIDを非表示/違反報告)
まりの(プロフ) - このストーリー好きです!更新楽しみにしてます、頑張ってください! (2018年8月25日 7時) (レス) id: eb4611f2fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2018年8月13日 23時