No.43 ページ43
隼side
僕はAさんが好きだった。
海で見た、あの時から。
でも、それは憧れなんだって、玲於を見て、そう自分に言い聞かせた。
ライバルとして、Aさんにアピールしていたけど、記憶が無いAさんには届くはずもなくて。
でも記憶を無くしたAさんが玲於を見つめる時は愛おしそうに見てたんだ。
僕は身を引いてあげるから、玲於はAさんと幸せになってほしい。
だから、龍友くんと涼太くんに相談したんだ。
隼「あの…玲於の事なんですけど…。」
涼「何？」
隼「もし、Aさんに記憶が戻って、涼太くんと龍友くんに紹介するってなった時…玲於にヤキモチを妬かせてほしいんです。」
龍「どうして？」
隼「玲於…ずっと自分の気持ち、隠してるから。僕もAさんが好きだけど、玲於には叶わないから。」
涼「隼はそれでいいの？」
隼「はい。もし、それでも玲於が行動を起こさなかった時は、ガチで狙いにいきます。」
Aさんの記憶が戻る前、こんな相談を2人にしていた。
そして、初のライブが終わった今日、Aさんの記憶が戻った事を知った。
龍友くんと涼太くんが2人で仕掛けると玲於とAさんは楽屋から出ていった。
龍「これでよかったんか？」
涼「隼は…優しい子だね。泣きたかったら泣いていいんだよ？」
僕はこの人達が大好きだ。
僕はこの人達の前で、涙を流す。
Aさんへの恋心とさよならする為に。
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まあ(プロフ) - 侑李さん» ありがとうございます！ゆっくりですが、更新していきますので、待っててください！いつもコメントありがとうございます(^^) (2018年8月7日 22時) (
レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 面白すぎです！！ (2018年8月5日 21時) (レス) id: 160a390c55 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» 更新遅くなってしまってごめんなさい。頑張ります！ありがとうございます！！ (2018年8月1日 22時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 続きがすっごく気になります！更新頑張ってください！ (2018年8月1日 20時) (レス) id: 160a390c55 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» 初のコメントありがとうございます！ゆっくりですが、更新していくので、よろしくお願いします！！ (2018年7月27日 16時) (レス) id: 8920decd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2018年7月23日 12時
