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No.38 ページ38

『ふぅー、何か私まで緊張しちゃう。笑』

直「何でAが。笑」


直人さんと一緒に関係者席に着いた。


こんな私が関係者席でいいのだろうか。


『こんなにいい席、座っちゃっていいのかな。』

直「玲於が用意してくれたんでしょ?なら、いいじゃん。」

『うん…』



席に座って数分で大音量の音楽が流れ始めた。



ファンのみんなの歓声は玲於達に届いているんだろうな。



私は立ち上がって、ステージを見つめた。



7人の姿が見えて、歌とダンスが始まった。



『…』


玲於がこっちを見て、手を振ってくれている。

すごい笑顔で。

『玲於…』


それに続いて、隼くんが玲於と肩を組んで手を振ってくれた。


『隼くん…』


直「え!?」


『亜嵐くん…裕太くん…メンディーくん…』


みんなが順番に私に手を振ってくれた。


私は出てきた涙が止まらなかった。



直「思い出したの!?」


『思い出した…全部…全部思い出した…みんなが頑張ってた事も。玲於の事も…』



周りにどんな目で見られたって気にならないくらい私は泣き続けてしまった。


----------------------------------------


直人side

びっくりした。


Aは記憶なくしてから、玲於と俺の名前以外の名前を呼んでいなかった。


急に隼の名前が出てきて、


あぁ、思い出したんだって思った。


隣で泣いているAを抱きしめてやる事も出来ずに、ただ泣いている姿を見ていた。




俺が見ても、あいつらはすごく輝いていて、イキイキとしていた。



「あいつら、輝いてるな。」


『うん…!!』


このAの姿を見て、



あぁ、Aを幸せに出来るのは俺じゃないなって思った。

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まあ(プロフ) - 侑李さん» ありがとうございます!ゆっくりですが、更新していきますので、待っててください!いつもコメントありがとうございます(^^) (2018年8月7日 22時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 面白すぎです!! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 160a390c55 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» 更新遅くなってしまってごめんなさい。頑張ります!ありがとうございます!! (2018年8月1日 22時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 続きがすっごく気になります!更新頑張ってください! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 160a390c55 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» 初のコメントありがとうございます!ゆっくりですが、更新していくので、よろしくお願いします!! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 8920decd3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあ | 作成日時:2018年7月23日 12時

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