No.26 ページ26
今日もいつも通り仕事を終えて、玲於を迎えに行っていた。
ヒタヒタ
ピタッ
確実に誰かが後ろにいる。
あと少し!あと少しで玲於がいる!
早く…
そして、私は玲於がいるスタジオへと入った。
直「おー、Aー、すごい顔してるけど、なした?」
『誰かがッ…後ろに…』
直「後ろ?…誰もいないよ?」
『え?…ホントだ。気のせいだったのかな…ハハハ…』
明らかに誰かがいた。
会社を出てから、ここに来るまでずっと。
あ、そういえばあの時…
『もしかして…』
何かあってからじゃやばい。
玲於に話しておかないと…
私は玲於と帰宅してソファに座った。
『玲於…聞いてほしいの。』
「なに?」
『私ね、1年前付き合ってる人がいたの。でも、その人は私と付き合ってたはずなのに、他にも女の人がいたんだ…』
話し出すと、玲於は静かに聞いてくれた。
『それでね、別れるってなった時に嫌だって言われたの。でも私は連絡を絶った。そしたら彼は…私のストーカーになった。命の危険を感じて…警察に行った。そして、私はここに引っ越してきたの…』
「じゃあ、今回の電話とかもその人かもしれないって事?」
『わからないけど…思い出しちゃって…』
「俺、絶対Aを守るよ?頼りないかもしれないけど…」
『ううん。頼りにしてる。話聞いてくれて、ありがとう。』
prrrr
ビクッ
恐る恐る携帯を見た。
非通知
ピッ
『…もしもし』
(…もしもし?A?)
『どなた…ですか?』
(やだなあ。俺だよ、誠。君の彼氏の。)
『誠…。やめてよ…もうあなたの彼女じゃない!』
(そんな冗談言わないでよ、笑えないよ?)
『冗談なんかじゃない…』
(ところでさぁ、いつもAの周りチョロチョロしてる奴、誰?)
『…』
例えば玲於の事を彼氏って言ったとすると、確実に玲於が危ない。
どうしよう
そう思っていると、玲於が私の手から携帯を奪った
531人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まあ(プロフ) - 侑李さん» ありがとうございます!ゆっくりですが、更新していきますので、待っててください!いつもコメントありがとうございます(^^) (2018年8月7日 22時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 面白すぎです!! (2018年8月5日 21時) (レス) id: 160a390c55 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» 更新遅くなってしまってごめんなさい。頑張ります!ありがとうございます!! (2018年8月1日 22時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 続きがすっごく気になります!更新頑張ってください! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 160a390c55 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 侑李さん» 初のコメントありがとうございます!ゆっくりですが、更新していくので、よろしくお願いします!! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 8920decd3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2018年7月23日 12時