無愛想なキミ2 (ページ32)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:20,655 hit

No.81 ページ32

『龍友くん、今日仕事は？』

龍「あ、今日は休みやで。」

『そういえば…龍友くんってどんな仕事してるの？』

今まで聞いたことなかった。

半年も付き合ってるのに。

今までよりもっと好きになったから、もっとたくさん龍友くんの事を知っていきたい。

龍「ん？言わんかったっけ、ジム経営してるんやで。」

『え、じゃあ社長さん？』

龍「そんなに凄いもんでもないで。笑」

『いや、すごいよ！だから、龍友くんも筋肉すごいんだね！』

龍「え、見たん？俺の体。」

『あ、えっと…昨日龍友くんが着替える時に見えちゃって…ごめんね？』

龍「あ、そうなんや。別に見られてても大丈夫やで。もし見たいなら、今日の夜俺の体じっくり見せるけど？笑」

『え？』

何を言ってるのかわからなかったけど、何となくわかってしまって、顔が赤くなる。

『//////』

龍「顔真っ赤！笑」

龍友くんが変な事言うからなのに…

『だって、龍友くんが変な事言うから…』

龍「そうやね！笑」

でも、今日初めてキスして…

もちろん体の関係なんてまだ無くて…

私は龍友くんに相当な我慢をさせているのかもしれない。

『で、でも！龍友くんなら…いいよ。』

龍「ん？」

『龍友くんなら…抱かれたい…かも…』

龍「…」

あれ、変な事言っちゃったから龍友くん黙っちゃった…

龍「…そんなん言われたら、夜まで我慢出来ないけど？」

『だ、だめ！まだ明るいから…』

龍「ほんまに可愛い。笑」

『ごちそうさまでした！』

絶対に赤くなっているであろう顔を隠す為に立ち上がって食器をキッチンへ持っていった。

でも、こんなに素直になれたのも、龍友くんのおかげなのかな。