無愛想なキミ2 (ページ20)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:20,663 hit

No.69 ページ20

龍「今日は俺が送ってええ？」

涼「はい、お願いします。」

玲「まぁ、今日約束してたのは俺たちじゃないしな。」

龍「ありがとう。」

隼「あ！絶対絶対！Aさんに変なことしないでくださいよ！！！」

龍「さぁ、それはどうやろうなー。笑」

玲「じゃあ俺が送る。」

龍「嘘やって！」

隼「本当かなあー。不安だなー。」

『龍友くんはそんな人じゃないから大丈夫だよ！笑』

涼「Aさん、本当に大丈夫？」

『うん！大丈夫！心配してくれてありがとう！』

そして、私は龍友くんに送ってもらった。

帰り道

龍「…今日は助けに行くの遅くなってごめんな…」

『ううん。助けに来てくれて嬉しかったよ。』

龍「でも、俺が会社まで迎えに行ってれば…」

『大丈夫！あんな事されたけど…未遂だし…龍友くん来てくれたし。…それに、龍友くんと付き合えるようになったし…』

龍「なんやそれ…めっちゃ嬉しいんやけど。」

『だから気にしないでってこと！笑』

龍「本当にいちいち可愛い。笑」

『…そんな事ないよ』

龍「Aちゃんってさー、何でそんなに自分に自信ないの？」

『んー、昔人との繋がりって大事だと思って…合コンとか参加してた事あったの。そしたら、男の子に見た目20点以下って言われた事あって…それで、さっき言ってたかおりちゃんとか、周りのみんなにも笑われた事があるの。だから…』

龍「そいつら、本当のAちゃんの事わかってないんだな。」

『本当の私…かぁ。どれが本当の私かわからなくなってくる…』

龍「今のAちゃんが、本当のAちゃんでしょ？笑」

『そうなのかも！笑』

龍友くんは、話しやすいオーラを持っている。

だから私は何でも話してしまうんだろう。