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No.9 ページ10

いつものように会社へ来た私。




ただ、いつもと違うのは、隣に片寄くんが座っているという事。




『おはようございます』


涼「おはようございます!!」




朝からニコニコと笑っている片寄くん。




『今日は土曜日だから、休んでも良かったんですよ?』


涼「いえ、家にいてもやる事ないですから!笑」


『そう。』






特に会話も続く事も無く、黙々と仕事をこなしていく。






涼「あの、これはどうやるんですか?」


『これはー』


わからないことを素直に聞いてくれる。



仕事の覚えが早い。


この子に悪いところはないんだろうか。




なんて考えていたら




涼「あ、もう一つ質問があります!」


『なんですか?』


涼「江戸川さんは何で僕にも敬語なんですか?」








『え…』



涼「どうしてですか?」





そんなニコニコした顔で聞かれても。


『ここは会社だからです。』



これしかないよね。



まあ、人見知りだからっていうのもあるけど。



涼「じゃあ会社以外だったら敬語なしで話してくれるんですか?」


なんて回答に困る質問をしてきた。








『さあ、それはどうなんでしょうね。』






なんて答えていいのかもわからず、適当に言っておいた。


涼「じゃあ、今日ご飯行きましょうよ。」

『え…いや、私予定あるから。』



本当は予定なんて無い。



ただめんどくさいからそういう事にしてしまった。


涼「じゃあ、明日は?」


『明日は日曜日だし。』




また適当な返事をしてしまう。


涼「じゃあ、僕の歓迎会をしてください。今日の用事が終わった後でも。」

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はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年5月28日 8時) (レス) id: 3c3663544c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあ | 作成日時:2018年5月28日 0時

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