No.11 ページ12
土曜日の仕事はお昼までなので、みんなチラホラと帰宅していく。
涼「江戸川さん!今日時間連絡したいので、連絡先教えていただいてもいいですか?」
『はい』
そう言って私は近くにあった付箋に電話番号を書いて渡した。
涼「ありがとうございます!それじゃあ、連絡しますね!お先に失礼します!」
『おつかれさまです。』
片寄くんが帰宅して、私も帰宅しようとした時、上司に呼ばれた。
「江戸川さん。この書類なんだけど、一通り目を通して、おかしい所を修正して、500部印刷してくれるかな。」
『はい、いつまでですか?』
「今日までに」
……今日まで
『…わかりました』
どうして私の上司はこうなんだろう。
出来上がってすぐ渡してくれればいいものを、いつもギリギリになってから。
とりあえず文句を言っても何も解決しないと思い、仕事を進めた。
上司が作った書類に目を通したら誤字脱字ばかり。直すのにかなりの時間がかかってしまった。
夜7時頃、携帯を見てみると、片寄くんから連絡が入っていた。
今日何時から大丈夫ですか?
『これから印刷しないといけないから、、9時になっちゃうかな、』
9時になってしまうかもしれません。
夜も遅いので、また次回にしましょうか、
と返信したら、
すぐに
次の日休みなので大丈夫です!
終わったら連絡ください!
と返信が来た。
どうしても今日飲みたい気分なのね。
片寄くんの為にも早く仕事を終わらせないと。
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年5月28日 8時) (レス) id: 3c3663544c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2018年5月28日 0時