3.奥さん1日目 ページ3
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ジリジリジリジリジリジリ…
目覚まし時計がまだ明るくなり始めた静かな寝室に鳴り響いてあたしは急いで停止ボタンを押した。
隣を見るとかずが規則正しい寝息をたてて寝ている。
昨日と同じ部屋。
同じベッドだけど。
あたしたちは昨日と違う。
仕事の時間が不規則だから朝は無理に起きなくていいよ。
と、言ってそっと朝早く出かけていたかず。
今まではそれに甘えていたけど。
今日からは毎日見送ろうと、あたしなりにケジメをつけた。
奥さん一日目。
ほおづえをついて隣に寝ているダンナさまの寝顔を眺めてほっこりする。
眉を少しひそめてぎゅっと閉じた瞼。
形のいい唇と、あごのほくろ。
愛しい無精ヒゲ。
「うふふふ。」
なんだかくすぐったい。
この人が、これからずーっと隣にいてくれる人なんだ。
和「…笑い方が…、気持ちわる…。」
眉間にシワを寄せて体をこちらに向けて薄目を開ける。
「ひっど…。」
和「ふふふふ。」
いつもこんな感じ。
意地悪を言った後、優しく笑う。
そして、あたしの頭を引き寄せてチュッと軽くキスをした。
和「おはよ。奥さん。」
「おはよ…。///」
奥さんって、実際に呼ばれると、思ったよりくすぐったい。
「まだ、寝てて？朝ごはんできたら起こす。」
和「…ん。まだ、あんまり食欲ないかな…。」
「じゃ、コーヒーいれるね。」
和「ん、ありがと。」
キッチンへ向かい、お湯をわかす。
寝室からかずが寝ぐせ頭で眠そうな顔で出てきた。
「まだ、寝てなよ。」
和「うん。」
いいながらもカウンターにかずが腰かけた。
身体が目覚めたら食べられるようにおにぎりを握りながらカウンターを見ると、かずは頬杖をついてカウンター越しにあたしをみてる。
「恥ずかしい。」
和「なんで？いいかもね。こうゆう朝も。まだ暗いけど(笑)」
こんな部屋着じゃなくて、可愛いエプロン買おうかな？
と、思いながらお揃いのコクリコのマグカップにコーヒーをいれてかずに渡した。
ラッキーアイテム
革ベルト
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茉莉(プロフ) - ちなつさん» ちなつチャン♪嬉しい！ありがとう(^｡^)続きもよろしくね♪ (2012年9月7日 0時) (
レス) id: 4ddf853e0b (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - ほんとおもしろかったです！更新楽しみです〜 (2012年9月6日 17時) (レス) id: 1a1310aa33 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - みーさん» みーチャン♪ありがとう＼(^o^)／ワタシもにの担よ〜☆ベッキーも、明るくてでも、出しゃばりじゃないトコがすき。あとファッションも。シェアハウスホント楽しかったね♪ (2012年7月27日 19時) (レス) id: 4ddf853e0b (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - コテツさん» コテツチャン♪ワタシもにのみーにかなり癒されてる！マイナスイオンでてるよ。あの声は。そう言って貰えて嬉しいっ！きっとコテツチャンとワタシのにのツボが同んなじなのかも。。。うふ。 (2012年7月27日 8時) (レス) id: 4ddf853e0b (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - かいりさん» あれ!?(･_･;?かいりチャン♪ってしたつもりだったんだけど…。ごめんね(>_<) (2012年7月27日 8時) (レス) id: 4ddf853e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉
| 作成日時：2012年7月13日 22時
