天才4歳児の脱獄1【約束のネバーランド】 (ページ6)

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イザベラ「エマが？」

貴「うん、あとね、ノーマンも・・・・昨日何かあったんだと思うから
ママもエマたちのはなし聞いてほしいなぁ・・・・って」

イザベラ「分かったわ」

貴「じゃあレイのところ行くね！」

イザベラ「Aは本当にレイが好きね」

貴「うんっ！わたし、レイのことだ～いすき！
だからね、レイとはず～っと一緒にいたいの
でも・・・・次の誕生日が来るころにはレイはもういないもんね・・・・・」

イザベラ「Aっ・・・・・」

貴「じゃあね、ママ！」

イザベラ「あまり走らないのよ！」

貴「は～い」

わたしは軽く走りながら木の下で本を読んでいるレイのところに向かった

貴「レイ～！あれ・・・・・？エマとノーマンは？」

レイ「彼奴等は森の方行った、それより、ママと何話してたんだ？」

貴「色んなこと！ママにね、本当にレイが好きねって言われたのっ！
わたし、本当にレイが大好き・・・・！レイはわたしのこと大好き？」

レイ「嗚呼、俺もお前が大好き」

貴「やったぁ！」

うれしくてわたしはレイに思っ切り抱きついた

レイ(こいつは本当のことを知らないから・・・・
だけど、俺はエマとノーマン以上に・・・・・
絶対、お前この農園から出してやるから・・・・お前がこの施設(ハウス)に来た3年前から・・・ずっと・・・・)

貴「レイ・・・・・・？」

レイ「何でもねぇよ」

何かを考えていたレイ

その何かは今のわたしには分からなかった

カランカラン

ベルが鳴った

自由時間の終了時間だ

イザベラ「みんないる？」

ギルダ「あれ？2人足りない・・・・？いないのはナイラと・・・・」

マルク「ママ――――――！！」

イザベラ「マルク！何かあったの？」

マルク「どうしよう！森でナイラとはぐれちゃった！！
いっぱい探したけど見つからないんだ！！」

イザベラ「・・・・・・・」

ママは時計を確認した

イザベラ「大丈夫よ、みんなここらか動かないで、いいわね？」

マルク「ママ・・・・・」

ママはそう言って森にナイラを探しに行った

そして、すぐにママは戻って来た

フィル「あ！ママ！」

マルク「ナイラ！」

イザベラ「疲れて眠っちゃったのね、ほらケガ1つないわ」

マルク「よかったぁ・・・・ごめん・・・・！ごめんね・・・・ナイラ」

わたし達がママのところに向かった時

エマとノーマンは怖い顔をしていた

ノーマン「早すぎる・・・・ママはまるでナイラがどこにいるかわかっているみたいだった」