天才4歳児の脱獄1【約束のネバーランド】 (ページ4)

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Type.3 ページ4

レイ「な？だから強いんだよ」

エマ「―――――――で当然レイにもあるんだ、『戦略』ってやつが」

ノーマン「あるどころか、レイは僕なんかよりずっと策士だよ」

レイ「オイ、買いかぶんな」

貴「でも、レイはすごいよ？わたしに色んなこと教えてくれるもん」

レイ「ありがとな」

ノーマン「本当にAには甘いよね、レイは」

エマ「ねー！私にもそれぐらい・・・・」

レイ「うるせぇ」

ノーマン「でも、Aも凄いと思うよ？最近、鬼ごっこでも逃げるのが上手になってるし
テストだって4歳なのに250点は超えてるだろ？」

貴「でも・・・・・ぜんぜんだもん・・・・3人に比べたら・・・・」

エマ「でも4歳の中ではダントツでしょ？これからも頑張ろっ！」

貴「うんっ！」

わたしは本当にこの3人が大好きだ

最年長の3人

ナット「『断トツの頭脳を持つ天才ノーマン』

『その天才と唯一互角に渡り合える博識で知恵者のレイ』

『抜群の運動神経と驚異的学習能力常に他2人に追随するエマ』
まじ何食ったらああなるんだよ！！」

あのレベルが一度に3人、このハウス史上初だ

ギルダ「食べてる物は同じよ♡
きっと私達とは神経系の出来が違うんだわ」

ナット「それに、Aもだろ？『4歳にして圧倒的頭脳を持つA』
4歳なのに満点(フルスコア)に近いからママも期待してる、まさにノーマンに続く天才」

ドン「要するにバケモノなんだよ、施設(ハウス)が生んだバケモノ！！
だが、常人には常人の戦い方がある
ノーマン、リベンジだ！！2回戦やろうぜ！次、ノーマン以外全員「鬼」ってのどうよ」

((((せこっ・・・・！))))

レイ「せこっ・・・・Aああいう奴にはなるなよ」

貴「？うんっ！」

ノーマン「いいよ、捕まらないから」

ドン「言ったな～、後悔すんなよ、最後絶対捕まえようぜ、コニー！！」

コニー「うんっ！」

エマ「コニーもいよいよ今日で最後かぁ・・・・」

ノーマン「また僕達先を越されちゃったね」

そう、今日でコニーが最後

この施設(ハウス)の暮らしはずっと続かない

12歳になるまでにはみんな、里親の元に向かう

わたしはまだ4歳・・・・だけど、大好きなレイと居られるのは

あと3ヶ月しかないのだ

コニーがこの施設(ハウス)を出て行く時間

いなくなってしまうコニーを見て泣きそうになった

わたしはレイの手をギュッと握った・・・

レイはわたしの頭を撫でてくれたのだ