天才4歳児の脱獄1【約束のネバーランド】 (ページ22)

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Type.21 ページ22

レイ「・・・・？どうかしたか、A？」

わたしが動いたからかな、レイが起きてしまった

貴「レイっ・・・・レイはいなくならないよね・・・・？死なないよね・・・・？」

レイ「どうしてだ？」

貴「怖かった・・・・夢が・・・・ノーマンとレイがいなくなっちゃう夢・・・・
死なないよね？みんな、消えないよね？」

レイ「・・・・前にも言ったろ、俺らはずっと一緒だって
ほらおいで、俺はいなくならないから、ちゃんといるから、な？」

レイは優しくわたしを抱きしめてくれた

そのレイの温もりに安心したのか、わたしは直ぐにねむってしまった

レイ「ごめんな・・・・・・Aっ・・・・・」

レイがそんなことをつぶやいていたと知らないで

この時はこの夢が正夢になるなんて知らなかった

～次の日～

今日から鬼ごっこは隊列を組んでの鬼ごっこになった

前より本格的になった鬼ごっこ

みんな、前より捕まらなくなっていた

3人の他、ドンとギルダもやっぱりすごかった

そして、エマ、ノーマン、レイはいつもより一緒に居る時間が増えた気がする

前から多かったけど、もっとたくさん・・・・

シェリー「A？どうしたの？」

貴「なんでもないよ、シェリー！」

シェリー「でも悲しいお顔してた・・・・私が撫でてあげる！よしよし♪」

貴「わっ！もう、だったら私もシェリーを撫でる～♪」

シェリー「だーめ！今私がAを撫でてるの！」

貴「よしよし、シェリーはいい子♪」

シェリー「A～！」

エマ「可愛い、私の妹達が可愛いよ」

ノーマン「僕達の妹、だよ？エマ」

エマ「もう可愛いなぁ、ね、レイ！」

レイ「・・・・・嗚呼」

エマ「？どうかした？」

レイ「別に」

ノーマン「エマ、レイはAとシェリーが可愛いくて言葉を失ってるだけだよ」

レイ「ちがっ・・・・！」

エマ「そっかぁ！大好きだもんね！レイ！」

レイ「うっせぇ！早く第2回戦やるぞ！」

ノーマン「ふふっ・・・照れてるね、レイ」

エマ「うんうん！」