天才4歳児の脱獄1【約束のネバーランド】

Type.11 ページ12

〜貴方side〜


アンナ(外からレイとママの声が聞こえる・・・・・どうしよう・・・・・)


貴「アンナぁ・・・・」


アンナ「どうしたの？」


貴「お水・・・・・」


アンナ「！入れてくるからちょっと待っているのよ」


貴「うん！」

アンナはコップを持って食堂に向かった

さっき、アンナも辛そうな顔してた・・・・

やっぱりわたしが出られないで、付き添いたのまれて

お外であそべないからだよね・・・・・

ごめんなさい・・・・・アンナ


〜アンナside〜

食堂に行った私はコップに水をAが飲めるくらいまで入れる

やっぱり、レイのことが気になってしまう

Aが大切なレイがAから引き離されたもの

昔からAの体調が悪くなったらレイと何故か私がAの面倒を見ることが決められていた

なんで私なのかレイに聞いたこともあった

レイ『Aがお前のこと大好きだからに決まってんだろ』って

素直に嬉しかった、だからレイと一緒に面倒を見て来た

けど、今回は違う・・・・・

レイがいない・・・・ママに止められてた

Aの為なのにわざわざレイを遠ざける必要もないのに・・・・


レイ「アンナ」


アンナ「レイっ・・・・・」


レイ「Aの様子は？」


アンナ「熱があるし、ちょっと息苦しそうだよ、過呼吸起こしたから
しばらくは外に出るのも禁止で・・・・・」

レイにそう伝えると強ばった顔が少し緩んだ

あ、ママに止められてたのに・・・・


レイ「そうか・・・・・ありがとな、アンナ・・・・
Aのこと、よろしくな」

レイはそう言って私から離れて行った

その時のレイの顔・・・・・

悲しそうだった

そりゃそうだよね・・・・・

ごめんなさい・・・・・レイっ・・・・・

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