天才4歳児の脱獄1【約束のネバーランド】 (ページ19)

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Type.18 ページ19

～貴方side～

怖い、怖い、怖い・・・・・

残り時間は8分

今、レイとノーマンと共にシスターに追われている

とても怖い

その時レイが指で合図をノーマンに出した

レイ「A、絶対に捕まるなよ、そのまま走れ」

貴「・・・うん・・・」

そしてわたしたちは3方向に分かれた

もちろんシスターが追ってくるのはわたし

シスターは手を伸ばしてわたしを捕まえようとして来る

でも逃げなきゃ・・・・・

わたしは木や岩、自然なものを上手く使う

クローネ(この子・・・・本当に4歳？全然捕まらない！！
体力も体格も何もかも私より格段に劣っているのに)

わたしは小さな崖から飛び降りて近くの岩に上る

そこにはノーマンもいた

そして直ぐにシスターがやって来る

ノーマンはシスターを少し怖い顔をして見下ろしていた

そして――――――

レイ「20分経過」

ノマレイ「僕/俺達の勝ちだね、シスター」

「「「うお―――っ！！」」」

ラニオン「勝った！？勝ったの！？」

貴「レイ～・・・・！」

レイ「おわっ・・・！どうした？」

貴「怖かった・・・・怖かった・・・！」

レイ「良く逃げ切ったな、A
体調は大丈夫か？」

貴「大丈夫・・・うぅぅ・・・レイ・・・」

レイ「よく頑張った」

レイはわたしを抱きしめてくれて頭を優しくなでてくれた

わたしは疲れたのか、それとも安心したのか

レイの腕の中でわたしは寝てしまった

レイ「たくっ・・・・」

ノーマン「寝ちゃったね、A」

レイ「だろうな、あのシスターから逃げ切ったんだ
疲れて当然だろ」

ノーマン「でも本当に逃げ切るなんて思わなかったよ
4歳なのに、本当に凄いよね」

レイ「だな・・・・・・アンナ」

アンナ「どうしたの、レイ」

レイ「Aのことよろしくな、寝てるから起こさないようにな」

アンナ「分かったわ」

ノーマン(本当に、この3人は親子みたいだなぁ・・・)