天才4歳児の脱獄1【約束のネバーランド】 (ページ14)

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Type.13 ページ14

あれから3日間、わたしはいい子にしながらアンナと沢山お喋りをした

イザベラ「体調も良くなって来ているし、明日からはお外で遊べるわね」

貴「やったぁ！レイにも会える？」

イザベラ「・・・・えぇ、会えるわ」

ママのその言葉を聞けて嬉しかった

嬉しくてその日はとっても早くに眠ってしまった

アンナ「A・・・・」

貴「あぅ・・・・？アンナぁ・・・・？」

アンナ「もう6時過ぎちゃってるわよ？ママには起こさなくてもいいって
言われたんだけれどね・・・・」

貴「あっ、お外に行くっ！」

アンナ「その前にママのところに行こっか、今日からね、新しいシスターも来たの」

貴「しすたぁ？」

アンナ「うん、じゃあ行こっか」

貴「うんっ！」

わたしはアンナの手を繋いでママの部屋に向かった

アンナがコンコンっとドアを叩いてくれて

ドアが開くとそこにはママと知らない人がいた

イザベラ「待っていたわ、さぁアンナ、あなたは遊んできなさい
今日までありがとう、Aの面倒を見ていてくれて」

アンナ「大丈夫だよっ、ママ」

クローネ「あなたが4歳にしてスコアが280点のノーマンに続く天才、Aね
私はシスター・クローネよろしくね」

貴「よろしくおねかいします！」

クローネ「礼儀正しくていい子ね！」

貴「えへへっ・・・・・ママぁ！」

イザベラ「じゃあちょっと見るわね・・・・・異常はないわね
じゃあお外で遊んできなさい、ママ達はお話があるの」

貴「は～いっ！」

わたしはかけ足で外にとびだした

シェリー「A～っ！もう大丈夫なの？」

貴「うんっ！ママがいい子だからって！えへへっ！レイは？」

シェリー「いないの・・・・・ノーマンも・・・・
昨日までママのお手伝いしてて、もう遊べると思ったんだけど・・・・・」

フィル「最近、エマとレイとノーマンが一緒にどっか行っちゃうんだよ・・・・」

貴「そっかぁ・・・・せっかくレイと遊べると思ったのにぃ・・・・ううっ・・・・」

ドン「A、俺らと遊ぼうぜっ！」

貴「いいの、ドン？」

ドン「もちろんだ！ギルダ、お前もいいよな？」

ギルダ「えぇ、でも、病み上がりの子だから走るのはダメよ？」

ドン「鬼ごっこ以外・・・・じゃあかくれんぼはどうだ？
それなら大丈夫だろ？」

貴「かくれんぼやりたーい！シェリーとフィルも！！」

シェリー「うんっ！」

フィル「やるー！」