暗殺7時間目 ページ9
殺せんせーに言われ校庭に出た私たち
みんな何の話をするかわからなかった
殺「E組のシステムの上手いところは一応の救済処置が用意されてる点だ
定期テスト186人中50位に入りなおかつ元の担任が復帰許可すれば差別されたこのE組から抜け出せる
だが元々成績最下位のうえこの劣悪な学習環境ではその条件を満たすのは厳し過ぎる
殆どのE組生徒は救済の手すらつかめない負い目からエグい差別も受け入れてしまうそうだ」
三村「なにするつもりだよ、殺せんせー」
岡島「ゴールとかどけたりして」
ビッチ「何なのよ？」
片岡「殺せんせーがビッチ先生も呼べって」
殺「イリーナ先生、プロの殺し屋として伺いますが」
ビッチ「何よ？いきなり」
殺「あなたは何時も仕事をするとき用意するプランは一つですか？」
いや
一つじゃないなぁ
一つだけだとそれが実行できなかった場合の対処が不可能
よりしっかりと入念なプランが必要だ
ビッチ「いいえ、本命のプランなんて思った通りにいくことの方が少ないわ
不測の事態に備えて予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ
ま、あんたの場合規格外すぎて予備プランが全部狂ったけど、見てらっしゃい、次こそ必ず………」
殺「無理ですねぇ、烏間先生、ナイフ術を生徒に教える時重要なのは第一撃だけですか？」
烏間「第一撃はもちろん最重要だが次の動きも大切だ、強敵相手では第一撃は高確率でかわされる
その第二撃第三撃をいかに高精度で繰り返すか勝敗を分ける」
前原「結局何が言いたいんだよ」
殺「先生方のおっしゃるように自信を持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる
対して君達などうでしょう「俺達には暗殺があるからいいや」
と考えて勉強の目標を低くしている、それは劣等感の原因から目を背けているだけです
もし先生がこの教室を去ったら？
もし他の殺し屋が先に先生を殺したら？
暗殺という拠り所を失った君達にはE組の劣等感しか残らないそんな危うい君達に先生から
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ケモミミモフモフ - そろそろがそれそれになってましたよ。３１時間目 (2017年4月23日 17時) (
レス) id: 4646ff578c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 矢田さんが修学旅行の新幹線の中で殺せんせーに言ったのは、その変装も近くで見ると…だったと思います (2016年5月8日 20時) (レス) id: bcc02b5b2e (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - だと、思いますよ？ (2016年4月11日 18時) (レス) id: 8cb2900e48 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - ふいんき→ふんいき そうゆう事→そういう事 さいやく→さいあく (2016年4月11日 18時) (レス) id: 8cb2900e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっかっち | 作者ホームページ：http://mrym.rk-inazumairebun
作成日時：2015年11月3日 22時
