水氷竜の歌姫の世界への挑戦1 (ページ47)

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オリオンの刻印45 ページ47

角馬『アジア予選第3試合、日本対ウズベキスタン！前半0対2で折り返します！！
日本にとっては苦しい試合展開！これを覆すことを出来るのか！！間もなく後半開始です！！』

剛陣「監督！俺を試合に出してくれよ！俺の『ファイアレモネード』なら彼奴らをぶちのめせるぜ！」

趙「ふ～ん、あなたは日本の秘密兵器、まだ出すのは早いと思うんです」

剛陣「何言ってんだ！！どんなに凄い兵器でも使わなきゃ宝の持ち腐れだろうがよ！」

不「止めとけよ剛陣、監督には何か考えがあるんだろ」

剛陣「けどよ～・・・・！」

野坂「僕も同感です、剛陣先輩が出るのはまだ早い
あの程度の雑魚に先輩の『ファイアレモネード』を使う必要はありませんよ」

全「！！」

剛陣「おぉー！野坂！？」

灰崎「面倒な奴が帰ってきやがったぜ」

西蔭「野坂さん、おかえりなさい」

野坂「やぁ西蔭」

灰崎「で、身体はもういいのか？野坂」

野坂「心配を掛けたみたいだね、試合前の最後の検査がギリギリになってしまって」

灰崎「てことは試合に出られるのか」

野坂「嗚呼」

悠馬が戻ってきたことによりメンバーは嬉しそうにしていて雰囲気がさっきよりよくなった

趙「間に合ったようですね、野坂くんこれを
キャプテンとして円堂くんのピンチヒッター、頼みますよ」

そう言って監督が見せるのはキャプテンマークだ

野坂「はい、精一杯やってみます」

そのキャプテンマークを杏奈が取り悠馬に差し出す

神門「はい」

野坂「ありがとう」

悠馬は来ていたジャージを脱ぎ捨てキャプテンマークを付けた

そして全員フィールドへ入っていく

神門「Aさん、話さなくてよかったの？」

貴「この後いくらでも話す機会あるしね」

西蔭「すいません野坂さん、2点も許してしまいました」

野坂「嗚呼、それくらいどうってことないよ」

角馬『基山タツヤに代わって本大会初出場の野坂悠馬がはいっています！！
病気療養と聞いていましたがついに復帰できるようです！
後半、日本は2点のビハインドを跳ね返すことが出来るのか！！』

西蔭「野坂さんとフィールドに立った以上、ゴールは決めさせない！
野坂さん！俺の力を見てください！」

ピ――――――

ウズベキスタンのキックオフで後半戦が開始された

野坂「いくよ！！」

灰崎がスライディングをするが避けられる

野坂「万作くん！岩戸くん！左右に分かれるポジショリング！！」

万作「わかった！」

岩戸「合点でゴス！！」