水氷竜の歌姫の世界への挑戦1 (ページ39)

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オリオンの刻印37 ページ39

そして直ぐに一星が入ってきた

一星「あーあ、鬼道さん、失格になっちゃいましたねぇ」

灰崎「一星・・・・！！テメェが鬼道を嵌めたんだな？」

一星「何のことかなぁ？だけど良くないよね～
ドーピングだなんて、鬼道さんがそんな卑怯なことをする人だったなんて、幻滅だなぁ」

灰崎「テメェぇぇぇ！！」

灰崎は一星の胸倉を掴んで扉に押し付けた

一星「いいのかなぁ、灰崎くん？」

灰崎「あぁ！？」

一星「君も鬼道さんみたいに選手生命を失いなくなければ
大人しくしておいた方が身のためだと思うよ？」

灰崎「んなの知ったことかよ！！」

灰崎は一星を殴ろうと腕を振り上げた

円「やめろ、灰崎！！」

それを守が掴んで止めた

灰崎「邪魔すんじゃねぇよ！！」

円「今問題を起こしたらお前まで試合に出られなくなるぞ！」

灰崎「！！」

円「そんなことになつまたら、鬼道が1番辛く思うはずだ」

灰崎は守にそう言われ大人しくなり

一星を離した

一星「明日人くん、ありがとうございます、あの時助けてくれたおかげで
邪魔者を消すことが出来ました」

稲森「！！」

そう言って、一星は控え室から出ていった

灰崎「あの野郎っ・・・・！明日人！テメェが邪魔したせいで鬼道は・・・・鬼道は・・・・！！くそっ！！くそっ！！」

灰崎は椅子等を蹴り飛ばし暴れ出す

それを剛陣くんが止めたが殴られた

円「A・・・・ごめんな、鬼道が・・・・」

貴「何で僕に謝るわけ・・・・・兄さんはやり過ぎた
それが一星の恨みを買ってああなった、止められない出来事だった、それだけだ・・・・」

兄さんがこのチームから離れたことがどう影響になるのか

兄さんがいない、日本、司令塔がいなくなったんだ

次の試合、負ける確率の方がある

悠馬が戻ってこれれば別だけれど・・・・

試合が終わった日から合宿所では重い雰囲気が少しだけ漂っていた

全員が一星を見る目が変わって来ていた

貴「秋、手伝うよ」

秋「ありがとう！じゃあこれをお願いできる？」

貴「了解」

僕は食事が終わった後の皿洗いとかを手伝う

大谷「Aさんは練習、いいんですか？」

貴「嗚呼、まだ久遠さんがな、まぁ決勝戦前ぐらいから始めようとは思ってるよ
本戦には出たいしな」

大谷「なるほど～・・・・！」

貴「杏奈、これも片付けよろしく」

神門「わかりました」

杏奈が食器を片付けと食器棚に近づいた時

食器棚の上には何かが置いてあった

そして、杏奈の足元には薄く糸が見え、それに引っかかると上からある物が落ちてきた

貴「杏奈っ！」