Age.91 ページ15
ラニオン「なぁよくわかんねぇんだけど」
トーマ「つまり古い情報しか手に入らないってこと？」
ドン「ん？いや、待て、ちげぇよ」
レイ「ドン正解、昨日、オッサンは俺たちの人数も脱走した日付も知っていた、外の様子をリアルタイムで知る方法も他にあるんだ、恐らく、あのモニター」
「！！」
アンナ「それで・・・・・"世界を渡る方法"については？」
エマ「それについては今のところ何も・・・・・・・やっぱりまずはミネルヴァさんを探そうと思う」
ギルダ「ミネルヴァさんについては何か？」
エマ「うん！」
レイ「これだ」
そう言ってレイはギルダに手紙を差し出した
レイ「その古文書に挟んであった」
『到着おめでとう
直接祝うことができなくてすまない
このシェルターをきみたちに
しかし、もし"その先"、この"安住の先"を目指すのなら
ペンを持ってこの場所へ
A08-63 W・ミネルヴァ』
エマ「筆跡はペンのメッセージと同じだった」
ギルダ「この・・・・・"その先"、"安住の先"って人間の世界？」
レイ「恐らく」
ドン「A08-63にミネルヴァさんがいるってこと？」
レイ「分からない、何年前の手紙かも、不確かだしな、でも一通り資料室の資料に目を通したら・・・・・
俺とエマとAで
ギルダ「！！えっ、私達は？」
エマ「ここであの子たちを見てて欲しい」
レイ「それだけじゃない、頼みもある」
ドン「でも・・・・・！」
レイ「とにかくこれは全員で動くべきじゃない、わかるだろ？」
アンナ「"密猟者"ね」
貴「そう、このシェルターは鬼にバレた痕跡もないし13年あの人が住み続けてる安全な場所」
エマ「でも、オジサンの仲間は全滅した、"やつら"、"密猟者"・・・・・
内輪もめとかでもない限り多分原因は『外』にある」
レイ「オッサン自身、ミネルヴァを探したとは言ってたしな、この旅はそれだけ危険なんだ
全員で生き残るために今回は全員で動くべきじゃない」
ドン「でも・・・・だったらエマとレイとAの3人だって・・・・！」
レイ「勿論俺たちだって危ないし死ぬつもりもない」
トマラニ「・・・・・・・」
レイ「本当にだって」
貴「私がいるから大丈夫だって」
レイ「別に3人だけで向かうわけじゃない、俺たちは『ド素人のザコ』だからな、A以外
経験者である"先輩"の力を借りる」
ドン「え・・・・・嘘だろ・・・・」
その時、扉が開いたのだ
？「よォ」
エマ「待ってたよ、おはようオジサン、取り引きしよう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきな(プロフ) - 続き楽しみにしてます！これからも無理せずに頑張ってください！無理したら一兄が御覚悟しに行くかもしれませんね (2020年1月11日 11時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続編でも頑張ってください! (2019年3月28日 10時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時：2019年3月28日 7時
