【刀剣乱舞】あの頃の記憶・・・・[学パロ] (ページ22)

今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:2,999 hit

記憶20 ページ22

その後2人は運ばれた

薬研は点滴をうって暫くして起きたが

後藤の方は起きる気配がなく、集中治療室に運ばれた

不「薬研・・・後藤に何が遭ったんだ？」

薬「俺が・・・後藤を見つけて・・・道路に飛び出したんだ・・・
トラックが来てるのに気付かずに・・・・」

厚「なるほどな、つまり、後藤が薬研を庇って嗚呼なったって訳か・・・」

乱「気にすることないよ、薬研が悪いんじゃないんだし
後藤は薬研を助けたかったんだから・・・・」

薬「俺がっ・・・！！飛び出さなければ・・・！！」

不「自分を攻めるなよ、薬研」

俺が・・・後藤と喧嘩をしなければ・・・

後藤が轢かれる事も・・・薬研が苦しむことも・・・無かったのに・・・

愛染「ごめん・・・・後藤・・・・」ボソ

俺は静かにそう呟いた・・・・・

1粒の涙を流しながら・・・・・・

～後藤藤四郎side～

ここは何処だろう・・・

何も見えない、誰も居ない・・・暗闇の中に・・・・

俺はだた1人そこに立っていた・・・・

後「あ・・・俺、薬研庇って・・・・」

けど・・・これでいいのかもしれない

このまま・・・折れれば・・・・

不幸も・・・何も起こらない・・・・

『後藤藤四郎、思い出したんでしょ？
前世の記憶を・・・・全ての事を・・・兄弟である・・・
粟田口の事も・・・・』

後「思い出したからなんだ・・・別にもう他人には変わりない
俺等はもう、二度と分かり合う事は無い・・・
いち兄も鯰尾も骨喰も薬研も乱も厚も前田も平野も信濃も包丁も五虎退も！！
全員が忘れてるならそれでいいだろ！！
俺だけが覚えてても、意味なんてないんだ！」

『違う・・・一期一振は、ずっと待っている、あの木の下で
ずっと、弟達の事をずっと待ってるんだよ』

後「いち兄が待ってるなんてそんなのあるわけないだろ！
大体いち兄に記憶があるってわかるんだよ！」