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Age.16 ページ40

レイ「・・・・・頭おかしいだろ、それでエマが死んでもいいのかよ!!」


ノーマン「死なせない、そのために僕は僕を利用するんだ
幸い僕は、やろうと決めて出来なかったことは1度もないんだよ」

こいつ・・・・・!


ノーマン「泥も焼けば器になるでしょ、泥船が必ずしも沈むとは限らない」


レイ「馬鹿げてる!」


ノーマン「・・・・かもね、どうする?僕もエマも正気じゃないよ、完全に血迷ってる
放っとけないだろ?」


レイ「クソッ―――――――放っとけるわけねぇだろ」


ノーマン「それにAもこの考えには協力はしてくれるだろうし
レイが好きなAも放っておけなくなるもんね」


レイ「は!?俺が、彼奴を好き?」


ノーマン「違うの?僕がエマを好きなようにレイもAが好きなんだよ」

こいつ・・・・・完全にバレてる

俺はずっと隠してきたつもりだったのに

だけど、それは赦されないことだ


ノーマン「正直、Aは何をするか分からない、嫌な予感もするしね」


レイ「分かってる、あいつの事は・・・・・」

Aは俺と同じようにハウスの真実も最初から知っているはずだ

なのに、あいつからは何も感じてこない

正直、あいつが何を考えてるかは謎だ

しばらく、あいつの監視をしねぇと・・・・


〜貴方side〜

その後、ノーマンとレイが戻ってきてレイが持っていた本を見せる


レイ「これ見ろよ」


エマ「『機械工学と人類の歩み』・・・・・」


貴「じゃなくて、中の出版年」

ノーマンは本を開き、出版年を見る

そこには『2015年』と書かれていた


レイ「ハウスにある本でそれが1番新しい、素直に考えりゃ少なくとも
2015年までは本が出版出来る世界だったってことだ」


「!!」


エマ「30年前・・・・・」

この30年間の間に何かがあったんだろう


レイ「さっきはああ言ったが、ほんの30年、外に人間社会がある可能性もゼロじゃない
だが勝算のねぇバクチじゃダメだ、外を知り、敵を知り、策を打ち生き延びる
やるからには勝つぞ!」


エマ「うん!!」




イザベラ「そう、向こう側にね・・・・・」


貴「懐に入るのが1番でしょ?大丈夫、ちゃんとした情報は流す」


イザベラ「えぇ、約束だもの、破ることは出来ないものね」


貴「分かってる・・・・」

ママと話してから私は部屋に戻ろうとする


ノーマン「A、ちょっといいかな?」


貴「なに、ノーマン」


ノーマン「さっき聞けてなかったから、Aはエマの考えに賛成ってことでいいんだよね?」

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しだれ彼岸 - 隊列の型「10」じゃなくて、「100」ですよ。面白いです。 (2019年5月6日 22時) (レス) id: 4717e8c5ef (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!続きを待ってます! (2019年2月17日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷか桃李にゃんこ二号(プロフ) - ま、まさか約ネバ!?あああよいい〜!!!これからも頑張ってください!! (2019年2月17日 14時) (レス) id: d641c5035a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika  
作成日時:2019年2月11日 22時

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