とある刀剣男士のブラック本丸【刀剣乱舞×約束のネバーランド】

嫌われ刀剣男士59 ページ11

鯰尾と前田はそう云うが、他の粟田口派は何も云わなかった


加「一期一振が云うならってのはなしね、ちゃんと云ってね、乱」


乱「・・・・っ・・・だって・・・・・ボク等が知ってるのは
岡山藤四郎はボク等の裏切り者だった・・・・・厚も薬研も傷付けて・・・・
でも・・・・・判んなくなっちゃって・・・・・
ボクはどうすればいいのか・・・・・」


愛染「今は判んなくていいんじゃねぇの？」


乱「愛染・・・・・・」


愛染「今は判んなくても乱自身が判っていきたい
Aを知りたいって思えればそれで俺はいいと思うけどな
過ごしていくうちに、その判んない事だって判るかもしんねぇだろ？」


乱「そうだね・・・・・それでもいい？」


貴「別に・・・・・何だっていいよ」


乱「ありがとう・・・・・」

その後、秋田藤四郎、五虎退、平野藤四郎、包丁藤四郎も

乱藤四郎と似たような感じだった

残りは後藤藤四郎、信濃藤四郎、厚藤四郎、薬研藤四郎、骨喰藤四郎、一期一振だった


薬「・・・・・・鯰尾、何でお前は岡山を味方して俺らを欺いた」


鯰「あれ？Aが話してなかったっけ・・・・・？
まぁいいや、俺がAを信じたのは単純に裏話を知ってたから
偶然聞いちゃっただけなんだけどね、その事でA自身苦しんでたし
何時、兄弟を斬って折るか判らないから、まぁ、薬研や厚を斬る事になっちゃったけど・・・・
俺がみんなを欺いたのはAがそうしてと頼んだから
Aはただ、俺らの関係を守りたかっただけなんだよね！」


貴「はぁ！？それはないし！！」


鯰「またまた〜、俺は知ってるよ、Aが俺と粟田口派を対立させてない為って
関係を崩させないようにする為に頼んだって、だから、前田にも同じ事をしたんじゃないの？
前田を再び顕現させて、Aの事を知った前田がいち兄たちと対立しないようにって」


前「鯰尾兄さん・・・・・全部合ってます！」


鯰「ほらね〜！薬研も厚も後藤も信濃も骨喰もいち兄も
本当は守られてたって判ってほしい、あの時まで兄弟が傷つかずにいたのは
Aが逆らおうとしてたんだだって、何回も同じ刀派を折れって云われても
粟田口派に被害を受けさせない為に、堪えて、自分を一生懸命制御したんだ！
そして、あの時薬研達を斬ってしまった後、Aはもう傷付けたくなくて俺らの前から姿を消した」

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