バレー部男子は審神者 (ページ20)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:6,263 hit

第19振ページ20

～国見side～

馬小屋の地下・・・そこはとても暗い

まるで闇の中だった

日「英・・・・？大丈夫か・・・・？」

国「平気・・・・もう慣れたから」

蛍「ねぇ国俊、本当にこの奥なの？」

愛染「ああ、多分な、ここ俺、山姥切、前主しか知らねぇから
部屋みたいなのを作ったんだよ
その時、ここには入るな、って言われた場所があっから多分そこ」

後「でも本当暗いな・・・」

後藤はずっと俺の手を掴んでいて離さなかった

それからしばらくすると扉が見えた

愛染「あれだ！！」

厚「あん中に乱・・・薬研・・・前田・・・」

日「厚、無事な事を信じればいいと思う」

厚「おう・・・」

国「じゃあ入るけどいい？」

俺はゆっくりそのドアを開けた

日「おぇ・・・！！ゲホ！！」

愛染「翔！！大丈夫か！？」

蛍「僕等の部屋より・・・・ヤバいよ・・・！！
何これ・・・・！！」

中は最悪の事になっていた

血があたり一面に飛び散っていて

そしてしたであろう夜伽の痕

厚「嘘だろ・・・・？乱・・・うぁあああ・・・！！」

国「取りあえず探すしかない、手分けして探そう
あ、愛染は翔と一緒にな」

愛染「おう・・・」

日「気持悪・・・」

俺らは手分けして乱たちを探した

この部屋は結構広かった

国「何処にもいない・・・・？形跡があんだけど・・・」

蛍「英！！やっと見付けた！いたよ！！」

国「！！今行く！」

俺は蛍の後をついて行った

凄い奥までくるとそこには大きな檻があった

厚「乱！！なぁ！！乱！！」

檻の中ではぐったりと倒れている刀剣が3振いた

愛染「英！！この織全然壊れねぇんだよ！」

国「扉、そこを思いっきり攻撃すれば壊れる
それに、大太刀の蛍丸いるし」

刀剣の4振は扉に向かって攻撃し始めた

何分かそれを続けると檻は壊れ、なかに入れるようになった

厚「乱！！うあああ！！乱！！」

後「前田・・・！！」

日「英！急いで運ぼうぜ！！」

国「分かってる」

俺は前田、翔は薬研、厚は乱を担いで急いで外に出た

日「ふはぁ～！生き返った！」

蛍「手入れ部屋に急ごう！」