第29話 ページ30
〜厚藤四郎side〜
もう、どれぐらい進んだ・・・
本当に真っ暗だ
此処までこれば・・・・・絶対に分からない・・・
重傷だから・・・・歩く事も難しい
早く・・・・自分を折らないと・・・
俺が不幸にする・・・・粟田口の人生を変えてしまう
それは嫌だ・・・・
俺は・・・・いち兄たちが幸せになって欲しいから
厚「ごめんな・・・・いち兄・・・・
ごめんな・・・・・A兄・・・・」
俺は本体に手を掛けた
そして折ろうと力を入れる
？「止めろ！！！！厚藤四郎！！」
厚「！！・・・・・」
止められた、声で判る
俺のせいで亀裂な関係になった
俺が悪かったから嫌われるようになった
けど・・・・やっぱり優しかった
嫌いと行っても・・・此処に来てくれたから
厚「A・・・・に・・・い・・・・？」
貴「おい！！何しようとしてたんだ？
折ろうとするな、自分を折ろうと・・・・」
厚「けどっ・・・・！！
俺が・・・・悪いんだろっ・・・・・？
A兄が・・・・嫌われるようになったの・・・・」
貴「厚藤四郎のせいじゃない、俺の意思だ
もう、楽になっていい、もう苦しまなくていい
お前は何も悪くないんだからな
誰かの為に犠牲にならなくていい」
厚「ごめん・・・・なさい・・・・！！
ずっとっ・・・！！俺が・・・・悪いって・・・・
思ってたからっ・・・・！！だって・・・！！
その時から・・・・！！だろ・・・・？
兄さんが嫌われるようになったのはっ・・・・！！
うああああっ・・・！！！」
貴「そんな事はないさ・・・・
！！・・・厚藤四郎、少しは歩けるか？」
厚「おう・・・・」
貴「このまま、外に出ろ、厚藤四郎・・・
一期一振たちの所に行け、俺も後から行く」
厚「！！待てよ・・・・！！なぁ・・・！！」
貴「行け！！！厚藤四郎！！」
〜貴方side〜
厚藤四郎はゆっくりながらも歩いて行った
その時の顔は本当に悲しい顔だった
貴「これでいい・・・
じゃあ、最後の戦いだな、時間遡行軍！！
覚悟しとけよ！！」
何体もいる時間遡行軍に突っ込んでいく
この後・・・俺は消える・・・
此の本丸には必要ない存在だから
だから、最後位は・・・・彼奴等の兄さんで
要られて良かったのか・・・？
それは判らない・・・・ただ・・・・
守りたい・・・そう思った
俺は、その気持ちを消さずに実行するのみだ
貴「粟田口A・・・参る！！」
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Ria - 感動しました！涙ボロッボロです。 (2019年11月29日 1時) (
レス) id: 6a9d66d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
katpmac1009(プロフ) - 感動です(T ^ T) 良い小説をありがとうございました (2018年4月1日 18時) (レス) id: bbf7d2fea4 (このIDを非表示/違反報告)
??刹那??(プロフ) - はなつきさん» ありがとうございます凄い嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2018年1月8日 12時) (レス) id: bb24786f70 (このIDを非表示/違反報告)
はなつき - マジ感動して涙がぁぁぁぁぁぁ 止まりません！！(涙)誰か止めてぇぇぇ！！ってなりました！いい作品でした。これからも頑張って下さい☆★ (2018年1月8日 12時) (レス) id: 6bea780ebf (このIDを非表示/違反報告)
しぃな。⌒-⌒ - 一時はどうなることかと……… 戻ってきた時、「まじ？うぉおおお」 ってなりましたwwwww すんばらしい作品ありがとうございました！！お疲れさまです！！ これからも頑張ってください！！^^ (2017年10月25日 19時) (レス) id: 62838d52b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍姫 x他1人 | 作者ホームページ：http://mrym.rk-inazumairebun
作成日時：2017年4月7日 18時
