出会いは突然に【青×緑】 ページ14
○大学生
よっこらせ、と段ボールを持って必死に階段を上る。
オカンが勿体無いから！と
段ボールひとつひとつにパンパンに荷物を詰めたから
俺も作業員さんも汗だくになっている。
ゼイゼイ息を切らすも、
どうしても電子ドラムやスティック類は自分で運びたい。
業者の方に帰ってもらって、最後に1人で運ぶ。
青「あれ、新しい人ですか？」
階段の途中で小柄な人に話しかけられる。
服はカラフルで金髪で、何歳なのか見当もつかない。
緑「あ、はい！207に引っ越してきました大倉です。
よろしくお願いします！」
青「俺は205の安田です〜ヤスって呼んでな！
…それ、ドラムスティック？」
緑「え？は、はい！」
青「ものすごい本数やな〜、バンドサークル入るん？」
コミュ障の俺にガンガン話しかけてくる。
いつもなら嫌なのに、この人はなんだか嫌やない。
緑「一応、いいところあったら…」
青「それなら！俺らのバンド入らへん？」
緑「ええ？！」
青「ドラムの先輩卒業してもうて、探しててんよ〜…
…やっぱいきなりはあかん、かな？」
この人の仲間なら、やっていける気がする。
緑「俺でええなら…？」
青「おお、まじでっ！よっしゃ！！
今な、206の亮の家で話し合いしててん！行こ！！」
緑「ええ、もうですか？！
てかヤスさん、下に用事あったんやないですか…？」
青「ええねん、一階の渋やん起こしに行こうとしただけやから。
あんなおっちゃんほっとけばええねん！
あ、渋やんはボーカル。
ヘンタイ親父やけど歌だけは天下一品なんよ。
行こ！ほら、玄関にそれ置いて！」
初日からヤスやらリョウやらヘンタイ親父やら、
大学生ってこんなハチャメチャなん？！
手首をぐいぐい引っ張る小さな背中を見ながら小さくため息をつく。
でもまぁ、楽しそう。
不安と期待が混じり合う、引っ越し初日。
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丸山田(プロフ) - さくらさん» さくらさん、ありがとうございます！私は山田推しですが、雛マルもついつい書いてしまいます…笑これからも読んでくださるとうれしいです(^ ^) (2016年5月21日 15時) (
レス) id: 19824c8246 (このIDを非表示/違反報告)
丸山田(プロフ) - 優子さん» 優子さん、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2016年5月21日 15時) (レス) id: 19824c8246 (このIDを非表示/違反報告)
丸山田(プロフ) - ☆マル☆さん» マルさん！ありがとうございます…！只今実習中で更新が怠ってしまっていますが、もどって来たいと思いますので是非読んでください(^ ^) (2016年5月21日 15時) (レス) id: 19824c8246 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 最初から全部読みました。私は丸ちゃんが大好き！でも他のメンバーさんもそれぞれが素敵で、大好きなグループです♪ 残酷な祈り【黒×橙】 、愛と愛のせめぎ合い【紫×橙】 は好きな作品です！どのコンビも好きですが、紫×橙コンビは私の中でイチバン好き！なんです。 (2016年5月16日 10時) (レス) id: 9362b4fa96 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。全部良かったです。体調には気をつけて下さいね。 (2016年3月20日 13時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸山田 | 作成日時：2016年3月12日 23時
