第11話 ページ11
(チーノ視点)
俺は席を立とうとしていたAさんに質問をした。何故今は軍に居ないかを。
俺は相手が女だから、相手が自分より弱そうに見えたから、と勝手に考えて質問をしたんだが、
俺が間違っていた
Aさんはサングラスをしていて俺とは少し距離があるという壁があるのに
まるで目の前で睨まれているような威圧感。
心臓の音が自分に聞こえる程に緊張した。
あまりの威圧感に手汗が滲み、周りの音が聞こえなくなる。
そんな中Aさんは答えた。
『どうして、貴方に教えなければ行けないの。』
その一言だった。
たった一言でも生唾を飲み込む程に体が硬直する。
『私は仲良しごっこをしにここに来たんじゃない。戦争の作戦を立てる為にグルッペンに呼ばれて来たの、そこを勘違いしないで欲しいわ。』
そう言いながらAさんは席を立ち、
壁際に体を向け、数歩歩いた所で微笑みながら俺達に言った
『あと、その下手くそな猫かぶりやめた方がいいわよ、』
ci「え、」
『見る人が見れば分かるし、ほんとに欺きたいならたまに出る関西弁に気をつけなさい。1つボロが出れば面の皮どんどん剥がれていくわよ』
そう言うと、俺達に背中を向けて歩いていった
俺は一時の緊張感から解放された安心感から足の力が抜け椅子に座り込んだ。
前からも ドスッ と、席に座り込んだ音がして顔を動かし見てみると、
俺と同じようにショッピも冷や汗をかきながら座り込んだ
ci「…お前もか、ショッピ」
絞り出すような声しか出なかった
shp「…おん、俺は関係ないって分かっててもアレは無理やわ」
そう言い彼は薄らわいをした
俺も苦笑い返してこう呟く
ci「アレがホントの欺くか…。」
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ハルカ - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sumireiro/』できたよ〜 (2010年7月11日 22時) (レス) id: c416ac9bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - じゃあわかった!とりあえずサイトに乗せて (2010年7月11日 22時) (レス) id: cdbb4e9ac3 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - ぅーん・・・説明はミキに任せるわ! (2010年7月11日 22時) (レス) id: c416ac9bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - とりあえず書こう (2010年7月11日 22時) (レス) id: cdbb4e9ac3 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 説明とか書くの? (2010年7月11日 22時) (レス) id: c416ac9bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:。チャン | 作成日時:2021年2月28日 20時