弟妹39人目。 ページ47
国見Side
国「ハァ…ハァ……。」
運動部の俺が息切れするほど、全力で走って、ここに来た。
国「第三体育館……。」
そっと、中を覗いてみる。
……すると、そこには、
国「________!?!?」
赤葦さんに、…世に言う壁ドンというものをされている霜崎がいた。
国「霜ざ……」
俺が近付こうとしたら、
貴「私は大丈夫です!!!」
国「…!?」
いきなり、霜崎が声を荒げた。
貴「私はなんともないんです!!無理だって我慢だって、私はしてないんですよ!?
……それに、貴方が私をどのように感じていても、貴方には全く関係ないことです。
…それでは、もう遅いんでお休みになられてください。」
そう言って霜崎は赤葦さんから離れた。
国「(霜崎……。)」
赤「ッ………。」
貴「…失礼しますね。」
………そう言った彼女の顔は、とても悲しそうで、
心が締め付けられた。
そして、彼女は体育館から出ていった。
国「(霜崎……!!)」
俺が霜崎を追いかけようとすると、
赤「………いるんでしょ。出てきなよ。」
国「……!!」
赤葦さんがそう言った。
……気づいてたのか…。
国「…はい。すみません。盗み聞きするつもりじゃなかったんですけど。」
赤「…別にいいよ。……ただ、えっと…国見だっけ…?
…国見に言いたいことがある。」
国「…………はい。」
赤葦さんがその後言う言葉は、なんとなくわかっていた。
赤「………俺、
.
.
.
.
.
.
.
.
霜崎さんが好きだよ。」
そう言った赤葦さんの目は真剣だった。
正直、少し焦った。
………でも、
国「____俺だって、霜崎が好きです。貴方には負けない。」
俺も、霜崎のことが好きなんだ。
そう簡単にはやらない。
赤「…はは、うん、なんとなくわかってた。…そっか…。うん…。」
……きっと、俺と赤葦さんは同じことを思ってる。
赤「______じゃあ、」
.
.
.
.
.
.
.
.
.
______争奪戦のはじまりだ。
.
429人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明花ーめいかー(プロフ) - みのむしさん» どんどん手出しちゃってください(( 大丈夫、私ももうみのの小説に手出してるから(ゝω∂) (2018年2月8日 6時) (レス) id: af17e9d467 (このIDを非表示/違反報告)
みのむし(プロフ) - めいかの作品にまた手を出してしまった、、、 (2018年2月7日 23時) (レス) id: 4d8582891b (このIDを非表示/違反報告)
明花ーめいかー(プロフ) - 慶ひなさん» うわあ☆がウザいwwうん、ありがとー!! (2017年10月7日 14時) (レス) id: 909a73be43 (このIDを非表示/違反報告)
慶ひな(プロフ) - 見てあげるよ☆ (2017年10月7日 14時) (レス) id: e27732ae50 (このIDを非表示/違反報告)
明花ーめいかー(プロフ) - Rさん» かっこいいですね……!!さすが国見……!!!w (2017年10月7日 13時) (レス) id: 909a73be43 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:明花ーめいかー x他2人 | 作成日時:2017年9月18日 17時