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侑｢……なんでおまえがそこ座っとんねん、どけや。｣
｢いやでーす早い者勝ちでーす、ねえギンギン？｣
銀｢なんかその呼び方変態チックで興奮してまうわ←｣
｢やーん、ギンギンえっちなんだからっ！←｣
そう言って銀島結くんことギンギンに抱きつくフリをする。
遠足が楽しみすぎて集合時間よりも2時間も早く来てしまったわたしは空いていない校門の前に1人でおやつのバナナを食べながら開門するのを待っていた。
1時間くらい前になるとようやく開門し、また1人集合場所である昇降口の前にいると、2番目にやってきたのがギンギンだった。
同じクラスであり侑と同じバレー部ということもあり、わたしは侑の悪口で意気投合してこのように爆速で仲良くなったのであr｢俺の悪口で盛り上がんなや！！｣あと少しで最後まで言えたのに……。
｢ええやん、わたしまだギンギンと金髪しか友達いないもん、だから席譲って♡｣
侑｢もう他空いてるの先生の隣しかあらへんやん！｣
｢先生の隣でええやん。｣
銀｢そうやで侑、ほら見てみぃ。さっきから先生侑のこと頬を赤らめながらチラチラ見とるぞ！｣
侑｢なんで頬赤らめてんねん！！先生そっち方面なんか！！｣
侑はなぜか自分のケツを抑えながら顔を青くしていた。
｢もうしょうがないなぁ。ここ座んな。｣
そう言ってわたしの席の横についてる補助席を倒してあげた。
やっぱりわたしってやっさすぃー！！
銀｢よかったなぁ侑。特等席やん。｣
侑｢あーもう！！ケツ狙われてるくらいならここでええわ！｣
｢ギンギンお菓子交換しよー！｣
銀｢お、ええな！｣
｢バナナしか持ってないけど！｣
銀｢お、おう、まじか……。｣
侑｢俺も混ぜてや！！！｣
ギンギンから貰った海外の謎のグミを持って嬉しいわたし
わたしからバナナをもらって微妙な顔をしているギンギン
ハブられたのが悲しいのかハンカチを噛みながら騒いでる侑
隣に誰も来なくて落ち込んでる先生
わたしたちの遠足が今始まった……((ｷﾘｯ
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作者名：まるるん | 作成日時：2024年3月26日 11時
