2 ページ3
・
Aside
わたしの名前は社A!!
昨日から転校生☆
なのにいっけなーい!!また初日(既に1週間経過)から寝坊しちゃったァ!!
ちこくちこく〜!!!
朝ごはんを食べる時間なく、バナナを咥え、少女漫画風ナレーションを頭に流しながらわたしは走っていた。
間一髪教室に付き、席に座ってカバンからバナナを取り出して食べ始めた。
侑「昨日から思っとったけどバナナ食いすぎん?ってかバナナしか食うとへんがな。」
「美味いじゃん、バナナ。」
侑「美味いけども!!」
「wwwww今日もキレッキレだねぇ、ほれ、バナナやる。」
侑「あ、ありがとさん。」
金髪とバナナを介して友好関係を築いたところで先生が入ってきた。
その先生の手にもバナナ。
先生が持ってるバナナに気づいた金髪は小さな声で「なんでやねん……。」と言いながらわたしの顔と先生の持ってるバナナを交互に見たあと、頭に?を浮かべてた。
いや、来る時ちょうど門のところに先生いたからこれからよろしくという意味で渡したんだけど何かおかしいのかな?
・
侑「なんで自分1週間学校こーへんかったん?ってかまたバナナ食うてるし……。」
1時間が終わったあと、バナナを食べてると隣の金髪が話しかけてきた。
「あーそれはな、間違えて隣の高校通ってたんだよね〜。」
侑「は?んなわけあるかい!!!」
「ほんとなんだって〜、ほら、写真。」
そう言って1週間通ってた学校でできた友達が写ってる写真を見せた。
金髪はわたしのスマホを奪い取り拡大するなどして食い入るように写真を見た。
そして「ほんまや…。隣の高校の制服や…。」と言ってスマホを返してきた。
「ほら言ったでしょ。」
侑「教師とかには何も言われんかったん?!」
「怒るどころかむしろ大歓迎だったよ。まーそこの高校のスローガン”目が合ったら皆友達“だったし。」
侑「いや、限度があるやろ!!!」
そう言ってる金髪を見ながらわたしは残りのバナナを食べ尽くした。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まるるん | 作成日時:2024年3月26日 11時