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｢僕の名前はロナウド・ウィーズリー。みんなからはロンって呼ばれてる。｣
｢君は？｣
まず先に赤毛の少年のロンはハリーに自己紹介を求めた。
多分、2人の目の前に座る少年に自己紹介を頼むのは少し気が引けたからだろう。
｢ハリーポッターだよ。｣
｢え！君、あのハリーポッターなの！？｣
ロンは驚いて声を荒らげる。まさか、同じコンパートメントにかの有名な生き残った少年がいるのだから。
そんな中、ハリーポッターの名前を聞いても全くと言っていいほど驚いていない少年にもロンは驚きを隠せなかった。
｢その、君は、、ハリーポッターって聞いて驚かないの？｣
たどたどしく並べられた言葉をしっかりと話す
『あ、えっと。こういう時は驚くことが正解なのかい？』
ロンは思いもしない返事に驚く
｢だって、あの有名なハリーポッターだよ！？｣
その言葉に少しだけ悩む素振りを見せる少年
『有名だから驚くのかい？』
またしてもその言葉にロンは驚きを隠せなかった。有名人がいたら驚くだろ！
まぁ、有名でなくとも目の前の不思議な考えを持つ少年を初見で見ても驚かない人間はいないと思うが。
そんな中、ハリーは少し少年の言葉に喜びを感じていた。
魔法界に来て、これでもかと名前を言えば騒ぎ立てられてきたが彼は違ったのだと
｢まぁいいや、それで、君の名前は？｣
ロンは、少年と会ってから多分この人は絵本の中から出てきたのだと勝手に解釈をした。
そうでもしなければ、この容姿と他とは違う考えを持つ少年をまだ、受け入れられなかったからだ。
『僕は、A・シャックルボルト』
そしてその名前を聞いてロンは3度目の驚きを隠せなかった。
｢え！！君、シャックルボルト家の人間なのか！！｣
そんなロンをAは、表情豊かな子だと微笑ましく思っていた。
｢どうしてそんな驚くの？｣
ロンの反応に疑問を持つハリー。
ここには無知と変わり者しかいないのかと少しロンは思った。
｢シャックルボルトって言えばキングズリー・シャックルボルトだよ！魔法界でも強いと言われてる闇払いさ！｣
『あぁ、それは僕の叔父だよ』
｢そうか。だから似てないんだね。キングズリーには｣
キングズリーと言えば体格もよく男らしい闇祓いだが、目の前にいる少年は小鳥と戯れるお姫様だ。
『あはは、よく言われるよ。僕は男らしくないからね。』
その言葉に、ハリーとロンは止まる。
｢君、男の子だったのかい？｣
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あずき(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！！落ちとかって決まったりしてますか？ (2023年1月31日 0時) (
レス) @page31 id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - フォールさん» 私も大好きな小説なので気がつけばたくさん更新してしまいます笑頑張ります！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - 真昼さん» とても嬉しいです。ありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - この小説に出会えて良かったです！まだまだ序盤の方だけどとてもおもしろいです！どうか主様のペースで最後まで筆記し続けて頂けると幸いです！頑張ってください、応援してます！ (2023年1月28日 21時) (レス) @page13 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - この先、どうなっていくのか楽しみです！最後まで応援しています！！ (2023年1月28日 8時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年1月27日 1時
