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ハリーとロンは先生たちに怒られると思っていた。
しかし、思いもよらぬことにハーマイオニーが罪を被ったのだ。そんなことするような人間でもないと思っていたのに!ハリーとロンは仰天だった。

そしてマクゴナガル先生はハーマイオニーに罰としてグリフィンドール寮を5点減点

そして、ロンとハリー、Aに対して幸運であったことを称え1人に5点グリフィンドール寮に入ったのだった。

「それと、ミスターシャックルボルト。」

マクゴナガル先生はハッキリとその名前を呼んだ。

ロンとハリーとハーマイオニーの後ろに立っていたAは、名前を呼ばれ前に出てくる。


『はい、先生』


「話があります。ほかの3人は先に戻ってなさい。あと、寮でパーティーの続きをしています。楽しんで。」


やっとAと話せると思ったのにこの有様かとハリーとロンは思ったが、今回ばかりは勝手なことを言ってられないと寮へともどる。

気がつけばハーマイオニーはもうその場にはいなかった。


Aが戻ってきたら話そうと心に決めて寮へと戻った。

談話室に入れば、大広間から運ばれてきた料理でみんなが賑わっていたが、ハーマイオニーだけはドアの近くで1人突っ立っていた。


少し気まづい空気が流れた。だが、それも直ぐに終わった。

「その、助けてくれてありがとう。」

「僕らも。ありがとう」

きっと、Aなら僕を待たずに楽しめというだろう。


3人は顔を見合せて料理が並ぶ場所へと向かうのだった。



ーーーーー

『それで、僕を残した理由を教えてください』

マクゴナガル先生と二人で話すのはは2回目だった。


「ミス・グレンジャーの言っていたことは違うのでしょう。」

やっぱり、この人は全部わかっている。


「私は貴方のその友達思いな心を高く評価します。ですが、時に無理は禁物です。あなた一人で今はどうにかなったとしてもこれからそうなるとは限りません。」


「彼らを見ても分かると思いますが、あなたの行動ひとつで一喜一憂しているのですよ」


『だから、私的な行動は慎めということですか?』


「違います。あなたは一人の人間なのです。」


「貴方を大切に思う人が何人もいることを知って欲しいのです。」


『それは分かっています!』


「ええ。わかっているとは思いますが、もっと自身を大切になさい。友を傷つけないことも大切ですが、あなた自身を大切にすることも必要なのですよ」


そう言ってマクゴナガル先生は、Aの右足に出来た大きな傷に目を向ける。


Aは唇を噛む。ハリーたちにはバレていなかったのにと

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あずき(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです!!!!落ちとかって決まったりしてますか? (2023年1月31日 0時) (レス) @page31 id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - フォールさん» 私も大好きな小説なので気がつけばたくさん更新してしまいます笑頑張ります! (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - 真昼さん» とても嬉しいです。ありがとうございます! (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - この小説に出会えて良かったです!まだまだ序盤の方だけどとてもおもしろいです!どうか主様のペースで最後まで筆記し続けて頂けると幸いです!頑張ってください、応援してます! (2023年1月28日 21時) (レス) @page13 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - この先、どうなっていくのか楽しみです!最後まで応援しています!! (2023年1月28日 8時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やまびこ | 作成日時:2023年1月27日 1時

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