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中学生編:3 ページ3
side緑谷
「〜!!?減らず口叩いてんじゃねぇよ!!!!」
かっちゃんが両手を爆破させながら武神さんの方へ突っ込んでいく
(ヤバい...!!!いくら学校とはいえ、まともに爆破を受ければ...!!!!)
誰もが焦った、先生も驚いた表情をして止めに入ろうとしている
「ッ!! )かっちゃ___」
___ジャラッ!
かっちゃん、そう呼び掛けようとした時には遅かった
響いたのは擦れた様な金属音、鎖が四方から現れて、かっちゃんの四股を拘束していた
(あれは、個性!!一体どうやって...)
「......ほら、そうやって、暴力で何とかしようと思うところから間違ってるんじゃない...?爆豪クン?」
かっちゃんにそう言った武神さんの目がまるで、残念だ、と言ってる様な気がした
かっちゃんも敵わないって気付いたのか、暴れてない
とても長く感じたけど、武神さんは少しの間かっちゃんを見ると、鎖を消した
「先生、個性勝手に使ってすいません」
「あ、あぁ...」
先生も普段大人しい人があばれるとは思わなかったらしく、固まっていた
「気分が悪いんで、早退しますね」
そう言って、鞄を持って出て行ってしまった
何となく気まずい雰囲気になって、その日の授業は終わった
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