四つ目 ページ8
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オス「グルッペン!!!」
グ「なんや、オスマン珍しいやんけ。お前が朝からそんなに大声出すなんてな。」
トン「これ見たら理由分かるで?」
そう、トントンが言い、オスマンがグルッペンに手に持っていた新聞を渡した。
グ「これは....」
その新聞の一面にはこう書かれていた。
---速報---
フルーフ王国一夜にして灰となる!!
グ「フルーフと言えば最近力をつけてきた、我々に対し怪しい動きをしていた国だったよな。」
オス「そうやで。なんか怪しい動きしよったから、ロボロに調べさせとったんやろ。」
グ「ロボロを呼ぶか。」
グルッペンがインカムでロボロを呼ぼうとするとタイミングを計ったようにグルッペンの執務室の扉が開いた。
ロボ「呼ばんくても、ここにおるで。」
グ「話は聞いていたな?お前が調べた結果はどうやったんや??」
ロボ「結果から言うと、フルーフ王国は先王が逝去してから国は圧倒的に治安が悪くなったな。それから、町の住民も減る一方や。....けども一つだけ増加したものがある。」
トン「増加したもん?」
グ「なんや?もったいぶらずに話せ。」
ロボ「....軍事力や...」
オス「!っまさか...」
ロボ「オスマンはこれで察したんか...」
トン「おい、、それってまさか...」
グ「...。そのまさかだろうな。」
ロボ「そうや。国民を...戦うことを今までしてこなかった国民を奴/隷のように扱い、人/体/実/験の被験者にしたり、強制的に戦/場に駆り出したりしとってん。」
グ「....一つ気になることがある。」
オス・トン「?」
グ「この情報はロボロがフルーフ国の警備に対してハッキングを行ったことにより判明した事実なんだよな?」
トン「つまり、昨夜フルーフ国を灰にした奴等はどうやってこの情報を得たんかっちゅうことやな。」
オス「せやな...他のとこ(国)にロボロ並みの技術者がおるとは思えんしな。」
四人が話していると執務室のダクトが開きそこから一人の男が顔を出した。
ゾム「どしたん?グルッペンにトントン、オスマンそれからロボロまで四人で何顔付き合わせとるん?」
グ「ゾム...任務が終わったのか。」
トン「普通に扉から入って来いよな....」
ロボ「ゾム!!ちょうどよかった今回に任務で行っとたのってフルーフ国の西にあるクロイツ王国やんな?」
ゾム「せやで。どしたん?」
オス「フルーフ国がなくなったんや。一夜にしてな。」
ゾムは対して驚くこともなくそれで?と続きを促した。
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作者名:鳴海(なるめ) | 作成日時:2017年4月27日 1時